人生がうまくいっている人は、自尊心が高い。『うまくいっている人の考え方』

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ベスト&ロングセラーのジェリー・ミンチントン著『うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書)』、この本のメインテーマは自尊心を高めることです。

自尊心とは簡単に言うと、他人と同じように自分も素晴らしい人生を創造するに値する人間であると信じる気持ちのことを言います。

自分はダメな人間、欠陥だらけの人間だと思い込んでいる人は数多くいます。しかし、自分をそんな風に評価していると、何をやっても成功できませんし、勇気を持って行動することも出来ません。物事がうまくいくかどうか、幸せになれるかどうかは、自分を信じる力、自尊心にかかっています。高い自尊心を持つことは、それほどまでに大切なことです。

この本から、以下8個のテーマでご紹介します。

  • 自分を許す
  • したくないことははっきりと断り、自分のしたいことをする
  • 自分の気分と自分の健康に責任を持つ
  • 自分の決断に自信を持つ
  • 他人に期待しない
  • 完璧を求めない
  • 自分の価値を疑わない
  • 無理をして人から好かれようとしない

自分を許す

ミスをした時に、自分の価値が0になったと思い込んでひどく自分を責める人がいます。また受験や就活で失敗した時に、「自分はなんて馬鹿なんだ」、「生きている価値がない」、と自分自身を非難してしまう人がいます。自分を責めるのをやめ、自分を許してあげましょう。

ミスをしようが、受験や就活で失敗しようが、元々の貴方の価値は変わりません。そもそも人生、何度も壁にぶち当たるのが普通です。その度に悩み、自分を責めていてはきりがありません。ミスしたこと、失敗したことを、反省はしても、悩むなということです。

反省し、次はどうすればうまくいくのか考えるだけで良いのです。建設的に、ミスのお陰で知恵や経験を得られたのだと考えましょう。落ち込むよりも、どうすれば次うまくいくのかを考えましょう。悩んでいる時間は、勿体ないです。

したくないことははっきりと断り、自分のしたいことをする

自分を好きになるには、自分のしたいことをするのが大切です。毎日嫌々働きながら、自分のことを大好きになるのはなかなか難しいはずです。

もちろん、全てを断ることはできないと思います。でも心底したくないことは断った方が良い。誰でも、やりたくないことの一つや二つ、あると思います。そういうものを減らしていきましょう。嫌だから嫌、やりたくないからやらない、で良いです。断る理由をあれこれ考える必要はありません。理由を言う必要もありません。

何でもかんでも引き受けていると、やりたくないことで時間が埋まっていってしまいます。やりたくないことを減らし、やりたいこと、自分のための時間を増やしていきましょう。自分のための時間、毎日最低30分は確保しましょう。

自分の気分と自分の健康に責任を持つ

自分の心は自分でコントロールできます。例えば「株が下がった」場合、落ち込む人、冷静な人、チャンスだととらえて喜ぶ人等々、人によって様々な反応があります。つまり同じことが起こっても、それに対する反応は人それぞれということです。自分の心は自分でコントロールできるということの現れですね。

だから例えば相手の機嫌が悪い場合は、それは相手の責任であって貴方の責任ではありません。相手が不機嫌になったからといって、貴方が不安になったり相手の機嫌を伺おうとする必要はありません。いちいち相手の気持ちを考えていたら、言いたいことも言えません。

健康も自己責任です。タバコを吸うのも、お菓子を食べるのも、お酒を飲むのも、断食するのも、運動するのも、個人の自由です。

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Photo by Brynna Spencer on Pexels.com

自分の決断に自信を持つ

大人と子供の違いは、自分で決めているかどうかです。子供はすべて親に決めてもらい、親は責任を取ります。決めることが出来ないというのは、責任を取らないということです。

決断に正解はありません。考え方も状態等もそれぞれ違うので、例えばお金がなくても一刻も早くFIREしたい人もいるし、どんなにお金があっても仕事を続けたい人もいます。株式のインデックス投資が長期的には勝てる可能性の高い投資と分かっていても、暗号資産などで短期的に稼ぐことにチャレンジしたいと考える人もいます。大切なのは、最適だと思うものを、自分で考えて、自分で決めることです。

他人に期待しない

人は、「普通こうするだろう」という具合に、他人が自分の望む行動をとってくれるものだと勝手に思い込んで期待します。そして多くの場合、その期待は裏切られてがっかりすることになります。期待された側も、どうすれば相手が満足するか分からないまま、勝手にがっかりされてしまいます。勝手な期待は、相手を追い詰める行為とも言えます。

例えば親が子供に、将来東大に入ることを期待したとしましょう。子供がそれを心からは望んでいる場合はまだ良いですが、そうでない場合、その子供は期待にこたえなければならないというプレッシャーだけを抱えて生きることになります。何のために生きているのだろうと考えずにはいられないでしょう。考えただけで苦しいですね。

期待は、自分にしかしてはいけません。他人には期待せず、他人の期待に応えようともしなくて良い。ただ、自分の期待には応えられるように努力しましょう。(こちらで紹介している『お金の真理』でも同様のことが書かれています。)

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Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

完璧を求めない

何かで完璧、100点を目指そうとすると、膨大な時間とエネルギーが必要になります。合格点の70点、80点を目指すのはそれほど難しくありませんが、100点は一つのミスも許されないので、飛躍的に難易度が上がり、多くのエネルギーと時間が必要になります。

1人で完璧を目指すというのであれば、それは個人の自由と片付けることも出来ます。でも会社等でもし、完璧主義の人が誰かと一緒に何かをしようとすると、他人にも完璧を求めるその厳しさから、誰もついていかなくなります。

仮にその完璧主義の人が、へとへとになりながら自分が完璧だと思うものを作ったとしましょう。でもそれは、相手から見たら60点の場合もあります。というか、そういう場合の方が多い。自分と他人は視点が違うからです。

FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏は、Done is better than perfect.(完璧であることより、まず終わらせることが重要だ)と言います。最初から完璧なものを目指しても意味はありません。やりながら、地道に改善を続けていくのが良いのです。とりあえずまず出してみて、何かあったらあとで対応すればいい、ということです。完璧を求めるのはやめましょう。

自分の価値を疑わない

向上心があるのは良いことですが、今の自分はダメだから頑張るという動機であれば、それは自分を傷つけているのと同じです。努力すること自体が辛くなってしまうかもしれません。

そうではなく、「今も進歩し続けている自分が現時点でのベスト」と考えてみましょう。そうすれば、今の自分に自信を持つことが出来ると思います。自分が少しずつレベルを上げていけば、今の自分に自信を持つことが出来るはずです。また、ありのままの自分を受け入れてくれている人達がいることを忘れてはいけません。

無理をして人から好かれようとしない

全員に好かれようとするのをやめましょう。それは絶対に無理だからです。必ずアンチはいます。一部の人に嫌われても、自分を変える必要はありません。全ての人に受け入れられることはないと割り切って、自分を貫きましょう。

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Photo by Misha Voguel on Pexels.com

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人生がうまくいっている人は、自尊心が高い。仕事も、人間関係も、人生のほとんどすべての局面に、自尊心は大きな影響を与えます。

本書に興味を持っていただいた方、詳細は 『うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書)』 をご参照ください。

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