敵をつくる生き方と、味方を作る生き方。『悟りは3秒あればいい』

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斎藤一人氏、船井幸雄氏も影響を受けたという、小林正観氏。スピリチュアルに少しでも触れたことのある方のほとんどの方は、彼を知っていると思います。それだけ有名な方です。

小林正観氏により書かれた本書、『悟りは3秒あればいい』は、その名の通り悟りに関する内容が書かれていますが、「悟り」とは実は精神論というよりも、いかに「幸せ」に、「楽」に、「得して」生きられるかという超現実的な損得勘定の話です。その損得勘定を突き詰めた話が書かれているとイメージして下さい。この本の中から、以下の3つのポイントでご紹介します。

  • 敵をつくる生き方と、味方を作る生き方
  • 優秀な人間になろうとしない
  • 直接言うよりも独り言

敵をつくる生き方と、味方を作る生き方

楽に、幸せに生きるには、競争しないことが大切です。競争し続ける「競争地獄」から、降りませんか?競争しない生き方をすると、敵をつくる生き方から味方を作る生き方に変わります。

学校や社会では競争すること、勝つことを教えられます。社会全体が、「競争こそ人生の目的」のようになっています。競争に勝たなければ生き残れないといった価値観で世界が回っています。「弱肉強食」という考え方をしています。

「弱肉強食」という考え方では、より強く、より賢くなり、隣にいる友人を負かすことを考える生き方になります。日々成長し、仕事の処理能力を上げ、友人より上に立ちたいと考えます。でもこの生き方は、周囲にいる人は全て競争相手、敵ということになります。頑張れば頑張るほど勝負で負かした人が増え、視野を広げれば広げるほど、ライバルが増えていきます。この生き方は、「羨望」のまなざしで見られることはあるかもしれませんが、本当の意味で「愛」されたり「感謝」されることもありません。

こうなってしまう理由は、みんなを喜ばせることよりも、自分が一番になることに意識が向いているからです。「一番」になっても別に感謝はされないんです。そして、「すごいな」「いいな」と思われても、人から感謝されない生き方では本当の幸せは感じられません。感謝されていないと、転落した時に誰も助けてくれないかもしれません。

愛にあふれた幸せな人生を歩みたいなら、一番になって皆から羨ましがられる生き方をするよりも、さっさと競争から降りて皆から感謝される生き方をしよう、ということです。そういう生き方の方が「楽」だし、みんなに感謝されて「幸せ」になるから、合理的に考えて「得」なんです。

人生は、喜ばれることに意味があるのであって、順位付けをしてトップになることに何の意味もありません。順位付けをして生きていると、敵ばかりが増えます。自分の生き方として、人と競わない、比べない、争わないということが身に付いたら、生きることがどんなに楽になるかわかりません。

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Photo by Boris Pavlikovsky on Pexels.com

優秀な人間になろうとしない

味方を増やす人生に変えるということは、自分の能力開発をひたすらやって一番になろうとするのではなく、他者に喜ばれること、他者に感謝されることに意識を向けましょう。

他者に感謝されるコツは、自分から感謝を伝えることです。感謝を伝えれば伝えるほど、何倍にもなって返ってきます。「貴方のお陰」、「皆のお陰」ということを常に伝えることが、味方を増やすコツです。

例えば、ある食品会社社長がある日急に亡くなり、社長の奥さんがその会社を引き継ぐことになったのですが、会社のことを何も知りません。奥さんはただひたすら、社員や取引先に「皆さんのおかげで成り立っています。ありがとう。」と頭を下げ続けたそうです。その結果、売上が3倍に伸びました。

これは、奥さんが「応援したくなる存在」で、毎日味方を作り続けたからです。人は、出来る人よりも出来ない人を、お金持ちよりも貧乏な人を応援したくなるものです。そして人は、感謝されると、感謝するようになります。

大切なのは、競争に勝つことよりも、日々感謝を伝えることです。毎日たった3秒、感謝を伝えることだけで、人生が変わります。

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Photo by Yan Krukov on Pexels.com

直接言うよりも独り言

感謝を伝えるときは、直接面と向かって伝えるよりも、独り言のようにつぶやく方が効果的です。例えばカップルで一緒に過ごしている時、ふとした瞬間に、「はぁ、幸せ♡」という感じで独り言のようにつぶやくのです。

この「幸せのため息」を近くでしょっちゅう聞いている人は、皆元気になってきます。自分が何らかの形でその人に貢献しているのだ、人を幸せにしているのだということを実感できるからです。人はそう思うことで、自分の居場所を見つけられます。居場所が見つかれば、自己肯定感が上がり、幸福度も上がります。そして、その幸せな気分にしてくれる相手に対して、感謝するようになります。

大切なのは、相手に向かって直接言うのではなく、あくまで独り言のように何気なく言うことです。その繰り返しで、その人の側にいたいと思う人がどんどん増えていきます。

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Photo by Brett Sayles on Pexels.com

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一番になることは並大抵のことではないですし、競争に勝たなければいけないと思っていると、疲れてしまいますね。しかもこのような思考で一番になっても感謝されず、愛されず、幸せになれません。幸せになろうと一生懸命やっていたはずなのに、それでは悲しいですよね。

人は人に感謝されてこそ幸せになれる、だから味方を増やせる生き方をする、そのために自分から人にたくさんの感謝をさりげなく伝える。これが毎日の習慣になったらきっと、幸せな人生になると思います。

本書に興味を持っていただいた方、詳細は 『 悟りは3秒あればいい 』 をご参照ください。

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