愛とは。結婚とは。自由の表明について。『神との対話 3』

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ニール・ドナルド・ウォルシュ著『新装版 神との対話 3 (サンマーク文庫)』は、37か国語に翻訳され、日本でも140万部突破のロング&ベストセラーです。「子育てとセクシュアリティについて」、「超能力を増強する方法」、「宇宙の仕組みと魂の形とは?」等について、神との対話が書かれています。

本書より「愛と結婚」というテーマに絞って、以下の3つのポイントでご紹介します。

  • 愛とは
  • 約束は偽り
  • 結婚の誓い ~自由の表明~

愛とは

一般的には、束縛したりされたりするのが愛ある関係だと思われたり、結婚の誓いをしたら、例え義務感であっても守る人が、愛ある人だと思われています。しかし本当は、これらは愛の対極にあるものです。なぜなら、愛を表す重要な要素に「自由」があるからです。

「〇〇がしたい」、「〇〇が好きだ」等、これら全てが愛の活動であり、これらを表現すればするほど、人は愛の方向に向かいます。これらを自由に制限なく表現できる環境が、愛のパワーを高めるには必須なのです。つまり、愛は「自由」が前提条件なのです。

「〇〇がしたい」、「〇〇が好きだ」等を、自由に経験することが、生命が存在する理由です。これらを制限したり、「ねばならない思考」で不自然な道徳で縛ってはいけません。それをすると、次第に本当の自分から離れ、生命からも離れていきます。

『宇宙にはたった一つしかない。それは「愛」だ。そして、この世界並びに宇宙が「愛」でできているなら、「愛とは無制限」なものだ。始まりもなければ終わりもない。以前も以後もない。だから愛は常にある。常に現実だ。愛が無制限で、そして常にあるなら、愛は自由だ。愛は完璧な自由だ。』(by 筆者)

『人は常に愛し、愛されたいと願っている。常に愛が「無制限であってほしい」と願っている。そして、それを「自由に表現したい」と願っている。あなた方は愛の経験の全てで、「自由」と「無制限」と「永遠」を求める。愛とはそういうもので、人は「心の奥底ではそれを知っている」から求める。なぜ知っているか。あなた方は愛であり、愛の表現を通して、本当の自分を知り、経験する」からだ』(by 筆者)

結婚の制度も、元々は自由や永遠の象徴でした。でも現在の結婚制度は、無制限で自由な愛の創造には、全く役に立っていません。「自由や愛を制限する契約」に成り下がってしまっています。これは、他の多くの「契約」や「約束事」等、全般について言えます。

close photography of red and pink rose
Photo by Pixabay on Pexels.com

約束は偽り

私たちは一瞬一瞬自分たちを表現するために生きています。毎瞬、新たな自分を創造することが、生きることの本質なので、未来の自分がどう考え、どう行動するかを決めること(=約束をすること)はその本質から外れることになります。だから、ほとんどの約束事には嘘が入り込むことになります。

もし仮に、相手への約束だけは何とか守ったとしても、自分自身を裏切り続ける人生になるのであれば、それは本当の自分を生きないことであり、生命そのものに対する裏切りになります。変わらないものは何もなく、全ては変化します。人が約束をするのは、不変なものは何もないという真実を知らないか、知らないフリをしているか、のどちらかです。

『今のほとんどの人生では全ての約束に「偽り」が組み込まれている。将来自分がどんな風に感じるか、どうしたいと思うか、それが今わかると考えるのが「偽り」なのだ。』(by 筆者)

筆者は、未来の自分がどうあるかを約束することは宇宙の法則にそぐわないと言います。

そして、私たちが人生において行う大きな約束の一つが結婚です。自分の人生の終わりまで続く約束事は、結婚以外にあまりありません。

ではなぜ、愛の要素(=自由)を体現出来ておらず、宇宙の法則にそぐわない結婚が、今でも支持されているのでしょうか。

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Photo by Hanna Auramenka on Pexels.com

結婚の誓い ~自由の表明~

女性は生きていくための安定した食事と住所を求めて結婚を求め、男性は常にセックスが出来ることと連れ合いを求めて結婚します。

身も蓋もない話ですが、この両者の需要をマッチングする契約が結婚です。

『男女の互いのニーズを永遠に保証してくれる唯一の方法として、結婚制度はつくられました。「貴方がこれをくれれば、私はこれをあげる。」まるでビジネスです。

結婚を制度として法律でしばりましたが、未婚や離婚が増えていることからも分かる通り、うまくいかなくなってきました。結婚制度は、「愛であり、無制限であり、永遠であり、自由である」私たちの本質に反するからです。

また結婚する時には「誓い」のやり取りがありますが、本来「誓い」は愛には必要ありません。それでも「誓い合い」を要求するのは、愛の何たるかを知らないからです。

しかし、「結婚の誓い」をもっと自然な状態、愛が溢れる状態に変えることはできます。結婚の宣言を、「義務」ではなく、その瞬間の「自由の表明」にするべきということです。

著者が奥さんと交わした「誓い」がとても綺麗で素晴らしく、心に響いたので、以下そのまま引用します。

『結婚する理由は「安定」を求めるからではない。また「心の安定」が得られるのは、相手を自分のものとして「所有」したり、「支配」したり、また「所有」されたり、「支配」されたりするからではない。人生で必要なものを、相手に要求したり、期待したり、希望するからですらない。』

『「心の安定」が得られるのは、人生で必要なものの全て - 即ち愛と知恵と洞察と、力と知識と理解と、慈しみと共感と強さの全てが、「自分自身の中に存在する」ことを知っているからだ。それを「相手から得るためにではなく、お互いに贈りたいから」、それによって「相手をもっと豊かにしたいから」私たちは結婚する。』

『自分の中の最高にして最善のものを「正直に表現」することをお互いに「制約」したり、「コントロール」したり、妨げたり、お互いを「束縛」するために結婚するのではない。「義務を生み出すためではなく、機会を提供するため」に、成長する機会、お互いの魂を結び合わせることを通じて、神との究極の一体化を実現する機会を与えあうために、私たちは結婚する。』

『私たちは「対等なパートナー」として愛する人と人生を旅し、全てのパートナーシップにつきものの権威と責任を平等に分かち合い、平等に負担を引き受け、平等に栄光に浴する。』

『私たちは指輪を交換する。始まりも終わりもない、太陽と地球と宇宙のシンボルである丸い輪を、支配ではなく合体、制約ではなく協力、束縛でなく手をつなぎ合うシンボルとして。この儀式を執り行えるのは何かの「権威」などではなく、私たちだけで、これを神聖なものと出来るのも私たちだけである。私たちは既に心に刻まれた真実をここに表明し、集まった友人と精霊の前で証言する』

・・・・・・・・

結婚は、安心感のためとか、相手に依存するためにするものではありません。男性と女性が、お互いに自立した大人同士で、相手を幸せにしようという覚悟で誠実に向き合えてはじめて、本当に幸せな結婚が出来ると思います。

本書に興味を持っていただいた方、詳細は 『新装版 神との対話 3 (サンマーク文庫)』 をご参照ください。

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