頑張らなくても勝てる場所に行く。『1%の努力』

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1%の努力』の著者ひろゆき氏は、2000年代に「2ちゃんねる」、「ニコニコ動画」を成功させ、現在は英語圏最大の匿名掲示板「4chan」、YouTube等でも活躍されている超有名人です。

本書では、頭のいい生き方が提案されています。頭のいい生き方とは、コスパの良い努力をすること、最重要な1%と見極め、その1%について努力することです。

本書を、次の7つのポイントでご紹介します。

  • 努力しなくても得できる場所に行く
  • 片手を常にあけておく
  • 大きな岩を明確にすること
  • ストレスを避ける
  • 頑張らなくても勝てる場所に行く
  • 勝利するには社会のニーズに合わせる
  • やるべきこと

努力しなくても得できる場所に行く

いいタイミングにいい場所にいることで、チャンスを掴めることがあります。

例えば、ITバブルの時にたまたまIT企業にいたら給料が高くなったとか、YouTubeを早く始めたから大きく成功できたとか、ビットコインを早期に知り、投資をして大きな利益を得られた等。

つまり、ただがむしゃらに今の場所で努力するよりも、いい場所に移動すること(時流に乗ること)の方が圧倒的に成果を出すことが出来るということです。

逆に場所が悪いと、どれだけ努力をしても無駄になることが多いのです。

例えば、今後AIに代替されそうな仕事、全体的に縮小傾向にある業界の仕事等。

そのような場所にいる場合、早めにいい場所に移動することを考えた方が良いのです。

photo of led signage on the wall
Photo by Tim Mossholder on Pexels.com

片手を常にあけておく

チャンスを掴むためには、全力で暇を作ることが必要です。

努力で何とかなると考えている人は、忙しい人が多いです。他人の2倍、3倍働いている方もいるでしょう。

しかしそれでは、チャンスに遭遇した時にそれを掴むことが出来ません。チャンスは突然やってくるものです。そして捕まえなければ過ぎ去ってしまいます。「幸運の女神には前髪しかない」ともいいますね。

YouTubeを早く始めた人も、ビットコインに早期に投資した人も、暇だったのです。

チャンスを掴むために、常に片手をあけておいて、少し暇な状態にしておくようにしましょう。

person s hand in shallow photo
Photo by Min An on Pexels.com

大きな岩を明確にする

無駄な努力をしないためには、優先順位を決める必要があります。

ある大学教授が壺の中に「岩」を詰め始めました。壺が岩でいっぱいになった時に、生徒に「この壺は満杯か?」という質問をしました。生徒は「はい」と答えました。

すると教授は、その壺に「砂利」を入れ始めました。そしてもう一度生徒に「この壺は満杯か?」という質問をしました。生徒は「多分違う」と答えました。 教授は「正解だ」と言いました。

そして教授は、その壺に「砂」を入れ始めました。 そしてもう一度生徒に「この壺は満杯か?」という質問をしました。生徒は「いや」と答えました。

教授は、その壺に「水」を入れ始めました。

教授が言いたかったことは、先に「岩」を入れない限り、それが入る余地は二度とないということです。

私たちの人生にとって、大きな岩とは何でしょうか。

ここでいう「岩」とは、私たちにとって最も大事なものです。最も大事なものを最初に入れないと、それを永遠に失うことになるということです。重要ではない「砂利」、「砂」、「水」で人生を満たしてはいけない、つまり、優先順位を決める必要があるということです。

時間は有限であるからこそ、自分にとって大事なこと、優先順位の高いことを決めておきましょう。今しかできないことを優先します。後から修正可能なものは後回しにしても良いのです。

なお、ひろゆき氏にとって最優先事項は「睡眠」なのだそうです。

tilt shift lens photography of stone
Photo by Pixabay on Pexels.com

ストレスを避ける

嫌なこと、向いていないことでも、「やらなければいけない」と我慢して鬱になったり身体を壊している人はとても多いです。

ひろゆき氏は、人生に意味はないと考え、どうせ人生に意味はないのなら、死ぬまでにできるだけ楽しく生きて幸せの総量を増やすことを目標にすればいいと考えています。

ですので、自分にとってストレスになることは避けるべきと考えます。限界まで努力して身体を壊してしまうことは、間違っています。

頑張らなくても勝てる場所に行く

自分が頑張らなければならない場所を選んだ時点で、自分よりもっと頑張る人がたくさん出てきてすぐに先を越されてしまいます。

「99%の努力と1%のひらめき」というエジソンの名言がありますね。努力をすれば報われるという意味ですが、逆に言えば「1%のひらめき」がなければ「99%の努力」が無駄になるということでもあります。

ひろゆき氏は、ひらめきがないまま努力することは無意味だと言います。

例えば、「東大生の親の6割は年収950万円以上であり、年収450万円未満の東大生は1割しかいない」という事実があります。

人生のスタート地点で既に圧倒的な差があり、その差を埋めるには努力では足りないということです。正面突破の努力勝負では、勝ち目はないのです。

人生のスタート地点で恵まれていない人がのし上がるには、努力を1%、自分の勝てそうな場所を探すことに99%の力を注ぐと良いのです。

勝利するには社会のニーズに合わせる

最小の努力で最大の結果を出すには、最後に勝つにはどうすれば良いかを考えることです。

私たちは、努力が必要だとか、全力を振り絞ることが必要と考えてしまいがちですが、実は勝利には方程式は存在せず、最後に勝った人が強いということです。

最後に勝つという結果が全てです。世の中は結果でしか評価しないからです。

ひろゆき氏の場合、やっていたことがお金になりやすかったのです。お金になりやすかったので、成功と言われました。

ひろゆき氏より優秀なプログラマはたくさんいましたが、やっていることが儲からないから評価されていない人が多いのです。

社会は、お金になるかどうかで評価します。社会から天才と言われるか変人と言われるかは、出された成果物が、社会にどれだけ受け入れられたかによります。

つまり最後に勝つには、自分の能力をにらみながら社会のニーズに合わせていくことです。

two silver chess pieces on white surface
Photo by Sebastian Voortman on Pexels.com

やるべき努力

やるべき努力は2つあります。

1.専門性を身に付けること

例えば、プログラミングが出来る、中国語が話せる、会計が分かる等、専門性がある人は得をしやすいです。

世の中の仕事のほとんどは、誰でもできることで成り立っています。しかし、誰でもできる仕事は給料が少ないし、AIによって真っ先に仕事を奪われやすいと言えます。

だからこそ、誰でもできる仕事をしないように専門性を磨く努力をすることはとてもコスパの良い努力と言えます。

2.ユニークな人間になること

普通の人とは違う、ユニークな人間になると注目されます。現代においては、面白い人、ユニークな人の価値が上がっています。

昭和の時代は、似たような人をたくさん集めて工場で製品を作る時代でした。しかし現代は、クリエイティブな仕事の方が利益率も高く、生き残れる時代になりました。

ユニークになるには、珍しいことを率先してやることです。例えば飲み会の幹事、クラスの学級委員等、少しレアな経験を積んでいる方が、これからは有利であり、チャンスを掴みやすいと言えます。

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専門性を身に付ける努力をし、レアな経験は率先して引き受けるようにすると良いということです。

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Photo by João Jesus on Pexels.com

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本書に興味を持っていただいた方、詳細は 『1%の努力』 をご参照ください。

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