『強運の法則』は、日本を代表するトップブロガーであるマナブ氏、青汁王子こと三崎優太氏がお勧めされている本です。
本書により、経営者が真の大成功を掴むために、著者の西田文郎氏が特別に開発された「西田式経営脳力プログラム」が初めて公開されました。
社長、経営幹部だけを対象として完全少人数制セミナーで実施された内容で、その目的は、大成功者となるための「強運」を掴むことです。
一般的には、ツキや運は偶然のものだと考えられています。
しかし実際は、ツキも運も偶然ではなく、生まれつきのものでもありません。これらは、大脳生理学により科学的に解明できます。潜在意識に「強運を掴む脳」を条件づけることにより、強運を手に入れることが可能だということです。
『強運の法則』 を手に取った方は、それだけで間違いなく既に「ツキ」をお持ちなのだそうです。もっと大きな成功を掴みたいと思っているそんな貴方に必要なのは、さらに上を目指すための強運に他なりません。
本書を次の2つのポイントでご紹介します。
- 強運を掴む8つの資質
- 強運を掴む7つの手順
目次
強運を掴む8つの資質
西田氏が出会ってきた成功者たちには、ジャンルに関係なく以下の6つの資質がありました。
- 一般の人には思いもつかないような大きな野望がある(利他の野望)
- 強欲の熱意を呆れるほど長く持続する
- 尊敬する人物や事業の協力者など出会いに恵まれる
- ツキがある
- 徹底したプラス思考の持ち主である
- 人を喜ばせる力がある
なお、地位や名誉、富を掴むなどの社会的成功には、次のように4つのレベルがあります。
1.稼げない人
あくせく働いても、お金の苦労がたえない人達です。
2.ぼちぼち稼ぐ人
年収1千万~2千万円程度の、それなりに裕福な人達。そこそこの1戸建てに住んで、車はベンツかBMWであることが多い。子供は私立の小学校に入れる経済力はあります。
3.大きく稼ぐ人
ある程度成功している中小企業のオーナー経営者など、一般人とは格段に違う経済力の人達。道行く人が思わず振り返るような家に住み、ヨットやクルーザーなどを持てます。仕事でも遊びでも、けた外れに行動範囲が広いです。
飛行機はファーストクラス、移動はハイヤーです。
先ほど挙げた6つの資質を全て身に付けていれば、このレベルまでの成功を手に入れることが出来ます。
4.ものすごく大きく稼ぐ人
年商100億円以上、または個人資産30億円以上の人で、無欲の欲の人です。
このレベルになるためには、先ほど挙げた6つの資質に加えて次の2つの資質が必要です。
- 使命感
- 感謝
この2つは、「無欲の欲」に達するような「ものすごく大きく稼ぐ人」になるために絶対必要な、強運を掴む条件です。逆に言うと、この2つの資質を身に付けて強運を掴まなければ、「ものすごく大きく稼ぐ人」にはなれません。
面白いことに、このレベルまで達した大成功者たちは一様に「自分には運があった」と言うそうです。「ツイてる」という表現は使わないんです。ツキと運は違うからです。
簡単に言うと、「ツキ」は誰にでもやってくるものであるのに対し、「運」は、自らの運に身を任せなければならないほどの大きな勝負に挑む人間にしか訪れないものであるということです。つまり、「ツキ」だけでは大成功者にはなれません。

強運を掴む7つの手順
強運成功脳を作るには、次の7の手順に沿って行います。
1.稼ぎの概念を書き換える
稼ぐことに対するネガティブな考えが強い場合は、経済的に豊かになるために、どうしてもブレーキがかかってしまいます。
このブレーキを外すため、まず「稼げない人」の次の6つの考え方を理解し、当てはまる場合には書き換える必要があります。
- なりふりかまわず稼ぐことはみっともないと思う
- ガツガツ稼ぐことは卑しいことであり、嫌われることであると思う
- 大きな野望を持つことは笑われることであると思う
- 汗水流して努力することは格好が悪いと思う
- 断られても断られても絶対にあきらめないのは、恥ずかしいと思う
- 効率性、生産性をとことん追求する人は冷たい人間であると思う
これに1つでも当てはまる場合は、「稼げる人」の次の6つの考え方を、何度も何度も声に出して言いましょう。そうすると、きれいさっぱり書き換えられます。
- なりふり構わず稼ぐことはカッコいい
- ガツガツ稼ぐことは、信頼がある証拠
- 大きな野望を持つのは頼もしい
- 汗水流して努力することは美しい
- 絶対にあきらめないのは、覚悟のできた人
- 効率性、生産性をとことん追求する人はたくさんの人を救うことが出来る
突き抜けるためには、稼いで稼いで稼ぎまくらなければなりません。そうすると、結果的にたくさんの人を助けられる人になれます。
2.自分を客観的に分析する
次の手順で、自分の現状を客観的に分析・把握し、将来どのようになりたいのかを書き出します。
- 貴方が周りからどう見られているかを分析する
- 現状のセルフイメージと課題点を書き出す
- 今後の貴方のイメージ設計を書き出す
3.具体的でワクワクする強烈な願望を決める
具体的でワクワクする強烈な願望を決める際のコツは、次の通りです。
- 自分も楽しい
- 相手の人にも喜んでもらえる
- 使命感がわく
- ナンバーワンを目指す
これにより、ワクワク状態が継続しやすくなります。
世界一を目指さなければ日本一にはなれません。日本一になるような方は、最初から世界一を目指しています。
4.願望達成状態を毎日リアルにイメージする
朝か夜、リラックスした状態(α波状態)で1年間行うと良いです。
脳は目標の「自動達成装置」です。目的地を正しく入力しさえすれば、そこに自動的に向かうのです。そのために大切なのが、「目標を立て、達成された状態を毎日リアルにイメージすること」です。
これにより、どんなピンチもチャンスととらえる、最強の成功脳の状態「メンタル・ヴィゴラス脳」の状態になります。この状態になると、今何をしなければならないのかが、自然にわかるようになります。
考え方、イメージ、感情が全て爆発的にプラスになり、脳内麻薬が出まくる状態です。
5.目標を思い出すための動作を決める
1日5回、1年間継続できると良いです。そうすると、より強烈に脳に刷り込めます。
何でも良いのですが、例えば腕をぐるぐる回す、Vサインをする等があります。簡単にできることにしましょう。
6.日常のマイナス言葉をプラス言葉に置き換える
例えば、次のようにマイナス言葉をプラス言葉に変えましょう。
「残業」を「1日の仕上げ」へ
「勉強」を「向上」へ
「練習」を「追求」へ
「困難」を「チャンス」へ
7.長期ライバルを設定してイメージする
一生かかっても追いつけないような人、考えるだけでワクワクするような人をライバルにするのが良いです。
- 理想のライバルを決める
- 追いつく日を書き出す
- 尊敬するところを書き出す
- 自分との差を書き出す
- 何が必要かを書き出す
- ライバルに対する誓いの言葉を書き出す
- ライバルを思い出すジェスチャーを作る
- 毎日5回以上、誓いの言葉を唱えながらジェスチャーも交えて追いつく日の状態もイメージする

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大成功の秘訣は強運であり、その秘密は脳にある。強烈に願い、イメージしたことは現実化するということでした。
本書の内容、ナポレオン・ヒル著『思考は現実化する』と似ていますね。いずれも「本質」であり、「本質」は同じだからでしょう。
私は、「こういう人になりたい」という理想は、小学生の時からずっと変わらずあるんです。男の子でいう、ONE PIECEのルフィーになりたい!みたいな(笑)そしてそれに近づけるようにイメージしつつ、地道な努力はしているつもりです。
ただ、「こういうことがしたい」という利他の野望がずっと見つからずにおりました。最近ようやく、会社員として稼げる今の仕事以外の道として、個人として本当にやりたいことはこれかなということが見えてきたところです。
この記事が、参考になると嬉しいです。 「大きく稼ぐ人」、「ものすごく大きく稼ぐ人」を目指してみませんか?
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本書に興味を持っていただいた方、詳細は 『強運の法則』 をご参照ください。
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