言葉にして伝える。結婚は儀礼的なもの。『妻は他人だから夫婦は面白い』

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さわぐちけいすけさんが、独自の夫婦生活を漫画にしてTwitterで公開されていたものが、書籍化されたのが、『妻は他人 だから夫婦は面白い』です。

著者のさわぐちさん、奥さんと出会って8年間ケンカをしたことがないそうです。ここに描かれているのは、なんともマイペースな二人の、互いにあまり干渉し合わない、それでいてじんわり温かな愛ある、ストレスフリーな夫婦生活です。

ストレスフリーの秘訣は、期待せず、信じること。

本書より、うまくいく夫婦の秘訣を、次の5つのポイントでご紹介します。

  • 言葉にして伝えること
  • 何でも一緒にしようとしないこと
  • 妻を他人として尊重する
  • 結婚は儀礼的なもの
  • 自分を適度に疑い、相手を適切に信じる

言葉にして伝えること

人は、相手のことを完全に察することは出来ません。察することは難しく、トラブルにつながりやすいです。

例えば、彼女が「付き合って3年も経ったし、そろそろ結婚したい」と急に言った場合に、彼が「え?結婚する気なんてないよ」と言ったら・・・大変ですね。これは、男女が付き合う上で「核」となる、結婚する・しないという超大切な部分を、相手に「察してもらう」ことを期待したためのトラブルです。

彼女がもっと早く結婚したいことを伝えていれば、彼女はもっと早く別れる選択ができたかもしれません。彼氏はもっと真剣に結婚について考えていたかもしれません。

言葉にすることで初めて、相手を理解することが出来、自分も理解してもらえます。

こういったトラブルを避けるため、さわぐちさんご夫婦がルールにしていることがあります。それは、

「改善して欲しいことは察知してくれることを期待せず、言葉にして伝えること」

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Photo by Torsten Dettlaff on Pexels.com

何でも一緒にしようとしないこと

一緒に何かをするのを、義務感や「べき」に縛られているなら、注意が必要です。

例えば、毎日一緒にご飯を食べる、月に一度はデートをするということをルール化したらどうでしょう。義務感を感じるようになってしまうなら、やめた方が良いですよね。縛られていると感じ、息苦しくなるからです。

「夫婦だから一緒にやらないと」をやめましょう。世の中にはびこる、形式ばったことをやめましょう。

さわぐちさんご夫婦の場合、一緒に買い出しは行くけれど、ご飯は別々だったり、一緒にスタバに行くけれど、無言で各自やりたいことをしたりするそうです。自由ですね。

全く何も一緒にやらないことではありません。大事なのは、無理して合わせようとしないことです。

妻を他人として尊重する

例えば、妻だから料理を作るのは当たり前、夫だから働いて稼ぐのは当たり前だと考えていたとすると、相手が自分の思った通りに動いてくれないとストレスになります。

大切なのは、相手の役割に期待しないことです。

別々にご飯を作ってもいいし、相手にご飯を作ってあげてもいいし、妻も働いていいですよね。

もともと期待していないので、落胆もしません。だからストレスフリーなのです。

妻(夫)に、一人の個人として接しましょう。一人の「他人」として尊重するのです。それが、喧嘩をしない秘訣です。妻は、特別な他人です。

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Photo by Eduardo Ordone on Pexels.com

結婚は儀礼的なもの

結婚を、人生のステップと考えている人が多いとさわぐちさんは言います。

良い相手と知り合い、ロマンチックに付き合い、ラブラブな生活をし、プロポーズし、結婚し、ハネムーンに行き、子供を産み、幸せな家庭を築き、幸せな老後を迎える・・・といったイメージを持っている方は、少なくないのではないでしょうか。

しかし実際は、理想の相手と出会えずに妥協することもあります。子供がいない夫婦もいらっしゃいます。

結婚は、人生のステップではなく儀礼的なものです。得られるものは、配偶者控除。変わることは、「未婚」が「既婚」になること。

結婚というイベントにも過度に期待しすぎないことで、理想とのギャップに苦しむことなく、日常のプラス面を喜べます。

自分を適度に疑い、相手を適切に信じる

「自分を信じて」努力することは、あらゆる活動の原動力になるので素晴らしいのですが、叶わなかった場合のダメージも大きくなります。

例えば、「10年付き合ったんだから絶対結婚できる」とか、「絶対東大に合格できる」とか、「俺はいつかミュージシャンになれる」とか。

そう信じて、40代になってもミュージシャンになれなかったら、「何のために生きてきたのか」と後悔することになるかもしれません。「もしかしたら夢は叶わないかもしれない」という考え方も大切です。何事も妄信しないこと。

だから例えば、「10年付き合ったんだから結婚できる。でも相手は結婚に興味がないかもしれないからちゃんと聞いてみよう」とか、「東大に合格できる。でも受からない可能性もあるから滑り止めも受けよう」とか、「俺はミュージシャンになれる。でも30歳まで頑張ってダメなら就職しよう」というように考えるのです。

未来の自分を妄信せず、適切に疑うことが大切です。

また、「誰かを信じる」時に信じる方向性を間違っていたり、信じ過ぎてしまうと、その信頼が、その「誰か」にとって重圧になることもあります。誰かを信じる時には、「適切に」信じることが大切です。

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Photo by Anna Shvets on Pexels.com

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私は9年弱の結婚生活の後離婚したのですが、うまくいく夫婦というのはさわぐちさんのような夫婦だと、今なら思います。

相手に期待しすぎず、相手を信頼して、お互いに自分の時間やペースを大事にして干渉しすぎない関係。一緒にいたいときは一緒にいて、一人でいたいときは一人でいる・・・客観的には冷めているようにも見えるかもしれませんが、これは大いなる信頼(愛)があるからこそできるのだと思うんですよね。

私は、子供が大学生になったら子供を一人で生活させたいと思っています。そして私は子供から手が離れたら、もう一度結婚したいと思っています。ですのであと7年と少し。その頃私は40代半ば。

子育ては何があるか分からないので、何かあった時に彼を巻き込みたくないのですね。また、今子供と2人で生活しているこの穏やかで幸せな日々を崩したくないのです。だから7年と少しは結婚したくない。

この希望を、今お付き合いしている方には言っているんです。「あと7年ちょっとは結婚したくないけど、7年ちょっと後は結婚したい」という、ちょっと変わった要望を。

その時になったら必ず答えを出すと言っていただいているので、誠実な方なので答えはいただけると思います。結果、結婚するかしないかはどうなるかは分かりませんけどね。

いずれにしても、あと7年と少しは普通にお付き合いできると良いなと思っています^^

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本書に興味を持っていただいた方、詳細は 『妻は他人 だから夫婦は面白い』をご参照ください。

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