実は恐ろしい人生100年時代。仕事はやらないが一番早い。『シン・サラリーマン』

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シン・サラリーマン』の著者、サラタメさんは、チャンネル登録者数60万人を超える、サラリーマンYouTuberです。

今の時代、大企業で正社員として働いていたとしても将来安泰とは限りません。しかしリーマン力、副業力、マネー力という「3つの武器」を手に入れることが出来れば、現代のサラリーマンでも真の「安定」を手にすることが出来ます。

本書を次の9つのポイントでご紹介します。

  • 実は恐ろしい「人生100年時代」
  • 「デキる」脳みそをインストールする
  • デキる人の呼吸「PREP法」
  • 仕事は「やらない」が一番早い
  • 「全員転職」時代の新常識
  • やるべき副業のたった一つの条件
  • 初心者に高額教材はいらない
  • サラリーマンの保険入りすぎ問題
  • 初心者リーマン投資家は、まずこれ!

実は恐ろしい「人生100年時代」

人生100年時代とは、多くの人が100歳まで長生きする時代が訪れたことを意味する言葉です。1914年生まれの人が100歳まで生きる確率はわずか1%でしたが、2007年生まれの人では107歳まで生きる確率が50%以上と言われています。

そうなると、これまで常識だった生き方が通用しなくなります。具体的には、次の3つが大きく変わるとサラタメさんは言います。

1.お金のやりくり

老後に必要なお金は増えるのに、年金としてもらえるお金が減るため、お金のやりくりがきつくなります。

具体的には、1945年生まれの人は毎月約4%貯金すれば良かったのですが、1998年生まれの人は毎月約25%貯金しないと足りない計算になります。

2.働き方

ビジネスは加速度的に変化を続けているため、現代の会社の平均寿命は23.3年まで縮まりました。つまり、自分が就職した会社が年十年後にも存続しているかどうかは全く予測できないということです。

また、終身雇用の崩壊によりリストラされるかもしれません。そのため、1社で働き続けるのがほぼありえない人生プランになりつつあるのです。

3.お金以外の重要性

お金以外の資産、「ビジネススキル」、「人間関係」、「健康」が超重要になります。

① ビジネススキル

転職により様々な企業を渡り歩いたり、自分で起業するためには、どんな組織でも成果を出せるリーマン力と、個人の力でやっていく副業力が求められます。

そのため「積み重ね」が重要であり、「積み重ね」にならないスキルに時間を割いている暇はないのです。今自分がしていることが、後々のためになるのかを考えましょう。

② 人間関係

会社員時代に積み上げた人脈、家族や友人等プライベートの人間関係、お金と幸福の両面から、人間関係には注意を払いましょう。

③ 健康

人生100年時代を楽しみ切るには何より健康が大切です。

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Photo by Felix Mittermeier on Pexels.com

リーマン力(仕事術)

「デキる」脳みそをインストールする

3つの武器のうちの一つ、「リーマン力」とは、会社という組織の中で成果を出すことができる力です。これを身に付けると、短い時間で大きな成果を上げられるようになります。

デキる人は、「思考ピラミッド」があります。何か考え事をする時は、「結論」が頂点にあり、その下に複数の理由と、それを支える根拠が連なっている図を頭の中に描いています。(下図参照)

<デキる人の思考ピラミッド>

デキる人の呼吸「PREP法」

思考のピラミッドが頭の中にあれば、上司への相談もスムーズになります。そして実際に話すときは「PREP」を意識すると良いです。

「PREP」とは、

  • P:Point(結論)
  • R:Reason(理由)
  • E:Example(例)
  • P:Point(結論)

であり、結論⇒理由⇒例⇒結論の順に話すと、相手に物事が伝わりやすくなります。

例えば送別会の場合、「〇〇さんの送別会は『△△』というお店にしようと思います。理由は、大人数が入れて予算内に収まり、美味しいからです。具体的に言うと、『△△』というお店には20人の大部屋があるので全員が入れますし、飲み物込で一人5,000円のコース料理があるので予算内におさまります。ランチで行った時に味も良かったので、『△△』というお店が良いと思うのですが、いかがでしょうか。」という具合です。

仕事は「やらない」が一番早い

デキる人は、ダラダラ残業しません。仕事のスピードを上げたいなら、仕事をしないことが一番です。

例えば、誰が読むのか分からない報告書を一生懸命作ったり、必要のない資料を延々と作るというのは、良くあることですが、その書類を作ること自体をやめてしまえば、その時間丸々別の仕事が出来ます。

全体の仕事時間の2割が、業績の8割を生み出しているので、仕事をする上では、大切な2割を見極めて、無駄なことに労力を割かないことが大切です。

「ある特定の要素2割が全体の8割の成果を生み出している」(パレートの法則)

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Photo by Miguel Á. Padriñán on Pexels.com

リーマン力(転職術)

「全員転職」時代の新常識

今のところ転職する気はなくても「転職活動」だけはしておいた方が良いです。

なぜなら、「転職活動」は自分の商品価値を客観的に見られるいい機会になるからです。もっとお給料をもらえる力があるはずなのに、安月給で働いている可能性もあります。

著者のサラタメさんは、転職活動の際に「ワークライフバランス」を重視することを勧めています。つまり、定時で帰ることが出来たり、有給休暇が使える職場を選ぶべきということです。これが、副業力にも関係してくるからです。

真の「安定」は、本業に加えて副業をすることにより手に入れることが出来るので、本業ばかりに時間を取られる状態は避けた方が良いのです。

高収入だけど残業や休日出勤が多い企業よりは、年収はそこそこだけど定時で帰れる企業の方が良いということです。

転職活動をしてみた結果、自分にとっては今の会社が一番だと気づくこともあると思いますが、その場合でも、転職活動をすることは今の仕事へのモチベーションアップにもつながるので、いずれにしても転職活動はするべきです。

副業力

やるべき副業のたった一つの条件

仕事力やホワイト企業への転職が成功して時間に余裕が出来たら、副業を始めてみましょう。副業のメリットは多くありますが、中でも最大の利点は、上限なく稼げることです。

会社員であれば、いくら頑張っても昇給はしれています。一方で副業は、自分のビジネスなので働けば働くほど稼ぐことが出来ます。

その他、副業の大きなメリットは、

  • 上司の指示に従う必要がないので、自分の好きな時に好きなように働くことが出来る
  • 副業で出した成果は自分の実績になるので、いい仕事を続けていたら、その実績が評価されて新たな仕事につながる

等があります。

なお、やるべき副業は、「少ない労力と資金で大きな利益を出せる仕事」です。ブロガー、YouTuber、プログラマー等、ネットを使ったビジネスがこれに当たります。始めるコストが低くて稼げる額が大きい副業を選ぶようにしましょう。

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Photo by Dominika Roseclay on Pexels.com

初心者に高額教材はいらない

高額教材を買う必要は一切ありません。

例えばブログをはじめようと思ったら、インターネットでも無料記事があり、YouTubeでも解説動画があります。書店ではブログに関する本が、2,000円もしない値段で買うことが出来ます。それなのに、何十万円もする高額教材を買う理由はあるのでしょうか。これは、ブログに限らずあらゆる副業でいえることです。

また、いつまでも勉強ばかりするより、まずは実際にやってみましょう。副業のスキルを上げる一番の方法は、実際にやってみることだからです。

勉強して得た知識をすぐに実践し、壁にぶつかったらまた勉強して即実践するということを繰り返していけば、稼ぐ力はどんどん向上していきます。

マネー力

サラリーマンの保険入りすぎ問題

サラリーマンが入るべき保険は3つだけです。

  • 生命保険:扶養家族がいる場合に、掛け捨ての生命保険
  • 火災保険:家を買った場合
  • 自動車保険:自動車を買った場合

初心者リーマン投資家は、まずこれ!

仮想通貨やFX等の投資はギャンブル性が高く、儲かるときはかなり儲かりますが、資産が減ってしまうリスクも大きい、ハイリスク・ハイリターンの投資です。

本書ではインデックスファンドへの投資がお勧めされています。インデックスファンドのインデックスとは指標、ファンドとは投資信託のことで、インデックスファンドとは株価指数などの指標に連動した運用を目指す投資信託を指します。簡単に言うと、インデックスファンドとは投資のプロが市場の平均点を目指して運用するパッケージ商品です。

インデックスファンドの最大のメリットは、手数料が安いことです。その理由は、株価指数に連動するように投資先を選ぶだけなので、手間が少ないためです。

長期的に見て右肩上がりになっている株価指数と連動するインデックスファンドを選べば、少しずつ資産が増えていく可能性が高いのです。最近、「S&P500」という指数が注目されています。「S&P500」とは、アメリカの代表的な500銘柄を時価総額で加重平均し、指数化したものです。

しかし、投資に絶対はありません。実際に始めるときは、自分でよく勉強してから投資先を選ぶようにしましょう。

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Photo by Nataliya Vaitkevich on Pexels.com

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本書に興味を持っていただいた方、詳細は『シン・サラリーマン』 をご参照ください。

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