プロフェッショナルとは。『13歳から分かる! プロフェッショナルの条件』

Pocket

ドラッカーの自己啓発の名著『プロフェッショナルの条件』をベースとした、成果を上げる「5つの能力」を学べる超入門書が、本書、藤屋伸二監修『13歳から分かる! プロフェッショナルの条件 ドラッカー 成果を上げるレッスン』です。

本書を次の3つのポイントでご紹介します。

  • プロフェッショナルとは
  • プロフェッショナルになるための条件
  • 更なる自己実現のために

プロフェッショナルとは

プロフェッショナルとは、深い知識を使って大きな成果を上げる人たちです。普通の人よりもある分野について多くのことを知っており、それを使って大きな成果を上げられる人たちです。

この世の中は、次の3つの階層に分かれています。

  • 知識を使わない労働者
  • 知識を使う労働者
  • 深い知識を持ったプロフェッショナル

深い知識を持てば持つほど大きな成果を上げられるため、給料が高くなり、仕事を通して多くの人の役に立てるから、感謝されます。しかし、プロフェッショナルになるのは楽ではありません。なぜなら、生涯学び続けなければならないからです。

知識は古くなっていくものなので、例えば医者であれば常に新しい医療技術や薬を取り入れていかないと時代遅れになってしまいます。だから、プロになるということは、常に新しい知識を学び続けるということでもあります。

sign pen business document
Photo by Pixabay on Pexels.com

プロフェッショナルになるための条件

プロフェッショナルになるためには、次の5つの条件が必要です。

強みをいかす

プロフェッショナルは、深い知識を使って「成果」を上げる人です。この「成果」とは、稼げるお金とも言え、自分の強みからしか生まれません。

どれだけ好きなことでも、それが自分の強みでない場合、プロにはなれません。プロになりたければ「好きなことより得意なこと」をするべきなのです。

そして「強み」とは、そんなに努力していないのに他人よりできたことです。別にそこまで勉強していないのに、テストで高得点を出せる等です。自分には何も強みがないと思っている人も多いですが、必ず他の人よりも秀でている部分はあります。それが自分の強みです。そんな強みを磨くのです。

なお「弱み」については、何もせずに放っておけば良いのです。弱みが強みになることはないからです。時間をかけて弱みを克服したとしても普通の人になるだけであり、それでは人並みの成果しか上げられません。プロフェッショナルとは、弱みを捨てて強みを伸ばしまくった人たちです。誰でも、自分の強みを活かせばプロフェッショナルになれます。

貢献を考える

自分の強みが分かったら、次は誰かに貢献することが大事になります。どれだけ何かに詳しくても、その知識を誰かの役に立たせないとお金を稼ぐことは出来ません。

ほとんどの人は会社で働いており、その会社が世の中を少しずつ変化させています。私たちの頑張りは会社を通して世の中に作用するので、私たちは、今所属しているチームや会社などの組織に、自分の能力や知識を使ってどうやって貢献するのかを考える必要があります。

ただ目の前の仕事をして、時間が来たら帰って、毎月決まった日に給料をもらうことしか考えていないのであれば、普通の人で終わります。プロフェッショナルになりたければ、プラスαの仕事をする必要があります。実際出世するのは、皆大きく会社に貢献した人たちです。

「どうすればこの会社がもっと良くなるのか」、考えて仕事をするのです。例えば、もっとこうすれば利益が出るのではないかと提案する等です。とにかく自分がいま所属しているチームや会社、グループが、もっと良くなるように自分の知識や強みを活用するようにするのです。

そしてもしいま所属している会社で自分の能力や強みをいかせないのなら、それを活かすことのできる会社を探して転職したり、副業等を始めることです。能力や強みを活用することが、「貢献」です。いくら知識や能力があっても、それを誰かのために使わないと、プロフェッショナルとは言えません。

時間をコントロールする

どんな分野でもプロフェッショナルになるには1万時間の練習・努力・時間が必要となるという理論、「1万時間の法則」があります。

プロフェッショナルと言われる人たちは、1つのことを1万時間以上やっている人達ばかりです。プロのスポーツ選手でも弁護士でも、第一線で活躍している人達は、皆1万時間以上平気でやっている人達です。つまりプロフェッショナルになりたければ、1万時間以上は1つのことに打ち込んだ方が良いということです。

プロフェッショナルと言われる人たちが、1つの物事に1万時間以上使うことが出来るのは、自分で時間をコントロールしているからです。会いたくもない人に会う時間を削るなどして、時間をどう使うのか意識して、時間を作り出して、1つのことに長時間打ち込んだから、深い知識と能力が身に付いたのです。しかし私たちは、無意識に時間をどうでも良いことに浪費しています。もちろん、リラックスしたり休憩したりする時間は大切ですが、どうでも良い時間は削ることが出来るはずです。

自分の時間をコントロールすることは、自分の人生をコントロールすることでもあります。もしまだ成果が出ていないなら、自分の1日の時間の使い方を見直してみると良いでしょう。

1番重要なことに集中する

人はマルチタスクをすると非効率になりストレスが溜まり、脳が疲れやすくなります。息を吸う、歩くなど無意識の行動であればマルチタスクが出来ますが、それでも1度に2つのことを同時にすると効率が悪くなります。だから基本的には、私たちは今やっていることに1点集中するべきなのです。

そして、最初に1番大事なことに取り掛かるようにしましょう。なぜなら、私たちの集中力は限られているからです。最初にどうでも良いことを始めてしまうと、後で重要なことをやる集中力がなくなってしまうのです。

実際、交通事故は疲れて帰っている夕方の17時から18時に多く発生しています。通勤ラッシュである朝よりも夕方に事故が多いのは、集中力が減っているからでしょう。

なお、「重要なこと」とは、自分の将来が今よりも良くなっていることです。例えば、勉強を始めること、副業を始めること、筋トレをすること等は、将来に報われる行動と言えます。将来に自分の人生がより良くなっている可能性が高いからです。

そうであれば、これらの優先順位を上げた方が良いのです。今やっている作業を一旦止めて、自分の将来が良くなるであろう作業に目を向けることが大事なのです。

正しく意思決定し、実行する

プロフェッショナルになるためには、何をして何をしないかを正しく決めることが重要です。なお、その決断に迷ったら本を読むのがお勧めです。なぜなら、その問題はほぼ100%の確率で自分以外の人にも起こっている問題だからです。過去の事例がを学べば、同じ轍を踏まずに済むからです。自分と全く同じ事例は存在しないまでも、それと似た事例はたくさんあるはずです。その事例に自分を照らし合わせてじっくりと考えてみるのです。

本を読めば、世の中のゆがんだ構造に騙されないようになるし、核心が見えるようになってきます。本をきっかけに人生が変わったという人も多いので、迷ったら本を読みましょう。

pexels-photo-1010973.jpeg
Photo by Miguel Á. Padriñán on Pexels.com

更なる自己実現のために

プロフェッショナルを目指す場合は努力を続ける必要がありますが、そんなとき、「自分のことをどんな人間として覚えられたいか」自問自答してみてください。

学校を卒業する時、会社を退職する時、人生を終える時に、「あの人はこういう人だった」と他人に記憶してもらえるとしたら、どのように覚えてもらいたいかを考えるのです。

この質問に答えられない場合、自分が何になりたいのかが良く分かっていないということです。出来れば毎日、この質問を自分に問いかけてみましょう。なぜなら、この質問に対する答えは、成長するにつれて変わっていくからです。

私たちはつい楽な方へ流されたり、安易な行動を取ったり、自分だけが得をするような行動をとってしまいがちです。そんな時にこの質問を自分に問いかけるようにすると、行動が変わってくることもあると思います。

プロフェッショナルになると、多くの人に影響を与えたり、役に立てたり、感謝されたりします。毎日勉強をすることで、自分の成長を感じることが出来ます。

「人生を豊かにしていくには、仕事を通して成果を上げるプロフェッショナルになるのが一番の道なのです。そして、誰でもプロフェッショナルになることは出来るのです。」

ace of spade playing card on grey surface
Photo by Pixabay on Pexels.com

・・・・・・・・

本書に興味を持っていただいた方、詳細は『13歳から分かる! プロフェッショナルの条件 ドラッカー 成果を上げるレッスン』をご参照ください。

☆関連記事

『達人のサイエンス — 真の自己成長のために』

偉人の言葉11選。朝を制する人が人生を制する。『人生が変わる朝の言葉』

実は恐ろしい人生100年時代。仕事はやらないが一番早い。『シン・サラリーマン』

やりたいことに、今すぐ飛び込め!弱い自分と正面から向き合え!『やりきる力』

にほんブログ村

投資信託ランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。