日本の人口減少が止まらない。出産限界年齢の私たちのリアル。

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日本の人口減少が止まりません。

2022年4月15日に総務省が発表した統計によると、2021年10月1日時点の総人口は1億2550万2千人で、前年同日に比べ64万4千人(‐0.51%)の減少でした。減少幅は比較可能な1950年以降過去最大です。

これを受け、イーロン・マスク氏がTwitterで、「出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう」とつぶやいたことが話題になっています。

日本の人口の現状

日本の総人口は、平20年(2008年)の1億2,808万人をピークに、平成23年(2011年)以降一貫して減少しています。

(出所:総務省統計局 (stat.go.jp)

また年齢区分別の割合をみると、平成9年(1997年)に65歳以上人口が0~14歳人口を上回り、平成30年(2018年)には65歳以上人口(28.1%)が0~14歳人口(12.2%)の2.3倍にもなっています。また、平成27年(2015年)には75歳以上人口(12.8%)が0~14歳人口(12.5%)を上回りました。

日本の将来人口と、そうなってしまった理由

人口減少及び、高齢化が世界最速で進んでいるのが、日本という国です。そして2100年には、約6,000万人にまで減少することが予測されています。

この様になってしまった発端は、1940年代生まれの第1次ベビーブーム、1970年代生まれの第2次ベビーブームの後、2000年代に第3次ベビーブームが訪れなかったことです。その理由は、様々です。

  • 「お見合い」中心から「恋愛結婚」中心へ移行したことによる婚姻率の低下
  • 男性の長時間労働、核家族化による女性のワンオペ育児
  • 女性の社会進出 等々

日本人が減ることは既定路線です。一朝一夕ではこの人口減少に歯止めをかけることは出来ません。そして人口が減ることは、明らかに経済にマイナスの影響を及ぼします。消費する人の数が減るからです。経済規模は、必然的に縮小の一途をたどります。

人口減少を所与として、経済規模が縮小していっても快適に日本に住み続けられるように、手を打っていかないと、このままではイーロン・マスク氏の言うとおり、本当に「日本はいずれ存在しなくなる」かもしれません。

出産限界年齢の私たちのリアル

下図の黒枠は、子供を産むことのできる出産適齢期の女性がどれだけいるのかを示しています。これを見て分かるのは、今日本にいるほとんどの女性が、出産適齢期を過ぎているということです。

(出所:統計ダッシュボード – 人口ピラミッド (e-stat.go.jp)

私は、30代後半の女性です。かろうじて、この黒枠内にいます。40代で出産する方も稀にいますが、30代後半というのはほぼ出産限界年齢といえると思います。

その私と、私と同じ高校を卒業した友人5名が、それぞれどのような事情を抱え、それぞれ子供がいるのか、いる場合は何名いるのか、赤裸々につづろうと思います。6名6様ですが、出産適齢期の日本の女性が何を抱え、何を考えて生きているのか、お伝えできればと思います。

はじめにお伝えしておくと、私たち6名は全員結婚しましたが、生まれた子供の数の合計は、たった4人です。結婚した順に、いつ出産したか、何人子供がいるかをまとめたのが、下表です。

は、子供は当初2人望んでいました。結果的に1人になったのは、1人目の子供を妊娠した直後に、完全〇〇〇〇レスになったからです。私なりに努力はしましたが、1度も復活しないうちに、結局離婚に至ります。

友人①は、結婚後は専業主婦だったりパートタイムで働きながら、子育てをしています。私から見ると特に違和感はないのですが、お子さんは特別支援学級に入っています。様々な理由から、2人目は考えていません。

友人②は、東大を卒業し、旦那さんも東大院卒のエリートカップルです。仕事が大好きなバリキャリで、子供を産むと第一線で活躍できなくなるので、現時点では子供を望んでいないそうです。

友人③は、出産後も看護師としてしばらく働いていましたが、旦那さんの海外赴任が決まった時に帯同することに決め、子育てしつつ、専業主婦をしていました。最近日本に帰ってきたので、子供が学校に馴染んで落ち着いたら、出来れば仕事復帰したいそうです。高校の友人で唯一、子供を2人産みました。

友人④は、子供を望んでいますが、既に2回流産したそうです。今後も自然体で、子供が出来たら出来たでいいし、出来なかったら出来なかったらそれでいいと言って、おおらかに構えてチャレンジし続けています。仕事も無理せずスローペースで続けています。

友人⑤は、結婚・引っ越し・転職をほぼ同時期にし、負荷が一気にきた関係なのか、鬱病になりました。ゆっくりペースで徐々に仕事に復帰できるよう、前向きに頑張っているところです。旦那さんとの仲も良くないらしく、現時点では子供どころではありません。

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子供を望んでいるのに授からない人、キャリア優先で子供を望まない人、2人欲しかったのに1人になった人・・・それぞれです。

私の感覚ですが、お金持ちカップルほど、子供を作らないんです。DINKS(Double Income No Kids)という生き方を選択していますね。仕事が好き、自由が好き、お金が好き、そういう思考だと思います。

正直、そういう人たちを羨ましいと思っていた時期はあります。私は比較的早く子供を産み、色々ヤバい!しんどい!と思っていたので、20代後半、みんなキラキラした生活をしているように見えていた時、私の人生って何なんだろうとよく思っていました^^

でも人生を長い目で考えたら、自分本位に生きる生き方ってつまらないんじゃないかと思います

今は、「専業主婦が当たり前」ではないですよね。色々な生き方があります。そしてなぜか、男も女も「稼ぐ人」がモテたりする。だから女性も何となく頑張って仕事をして競争してしまうんです。でも、稼ぐのってそんなに偉いんですかね?子育ても、もっと評価されていいんじゃないでしょうか。

日本に蔓延する色々な風潮、考え方が、少子高齢化に拍車をかけているように、私には思えてなりません。

white clouds on blue sky
Photo by Miguel Á. Padriñán on Pexels.com

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