自分に正直に人生を生きれば良かった。『死ぬ瞬間の5つの後悔』

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死ぬ瞬間の5つの後悔』の著者ブロニー ウェアさんは、緩和ケアの介護を長年つとめ、数多くの患者を看取ってきました。本書は、彼女自身が、死ぬ間際の患者さんから取ったアンケートに基づいて書かれており、26ヶ国語で翻訳され、世界中で読まれています。

死ぬ瞬間の5つの後悔とは、次の5つです。

  • 自分に正直に人生を生きれば良かった
  • 働きすぎなければ良かった
  • 思い切って自分の気持ちを伝えれば良かった
  • 友人と連絡を取り続ければ良かった
  • もっと幸せを求めればよかった

私たちはおそらく、死ぬ瞬間にこのような後悔をします。だから私たちは、これらの後悔をしないような人生を送れば良いのです。今自分を変える努力をすれば、後悔しない人生を歩むことが出来るはずです。5つの後悔を1つずつ、以下に詳しくご紹介します。

自分に正直に人生を生きれば良かった

今あなたは、自分自身に正直な人生を生きていますか?自分のやりたいことをやっているでしょうか?社会のルールに従っているだけで、思考停止していないでしょうか?

いわゆる「成功のレール」というものがありますよね。頑張って勉強し、いい大学に入り、いい会社に入って終身雇用で守られ、結婚し、マイホームを購入し、幸せな家庭を築いて、不安のない老後を送る、というものです。

これに従っていて幸福であれば、何も問題はありません。しかし、これに違和感を感じているのにそれを無視して生きているのであれば、本当にそれで良いのでしょうか?

人間は、いつ死ぬか分かりません。明日死ぬかもしれないのです。

しかし人は周りの環境に染まりやすいため、すぐ周りに流されて大事なものを見失ってしまいます。人は死ぬ瞬間に「自分自身に正直な人生を生きれば良かった」という後悔をするのだということを、定期的に思い出す必要があるのです。

本書では、グレイスという患者さんのエピソードが紹介されています。

グレイスさんは、50年以上の結婚生活を送る中で、ずっと我慢をして生きてきました。夫が暴力的で逆らうことが出来ず、ずっと従って生きる人生だったのです。そのため、夫から離れて自由に旅をすることや、あれこれ指図されず、シンプルで幸せな生活を送ることをずっと夢見てきました。そんな夫が病気を患って老人ホームに入ることになりました。彼女はやっと解放されたと思いました。これから自分の人生を生きられると、期待に胸を膨らませたそうです。しかし、グレイスはまもなく不治の病で寝たきりになります。

その時初めて、やりたかったことをやる強さを持てなかった人生を後悔し、自分に腹を立てました。世間体を気にし、他人が期待する通りに生きてきたことは、自分が選んできた道ではあるが、先を恐れて何もできなかったことに、自分の無力さに、苛立っていたのです。

「自分に正直に生きてちょうだい。他人にどう思われるかなんて気にしないで」

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Photo by Diana Agapova on Pexels.com

働きすぎなければ良かった

本書では、ジョンという患者さんのエピソードが紹介されています。

ジョンは現在90歳で、不治の病におかされています。そしてブロニーさんに語るのです。「働きすぎなければ良かった」と。ジョンは、人生の全てを仕事に捧げるような生活をしていました。彼には、マーガレットという妻がいました。マーガレットはいつも、ジョンと出かけたり、ジョンと愛し合う時間を持つことを求めていました。しかしジョンはそれを突っぱねて、仕事ばかりをし続けていました。2人とも年を取った頃、ジョンはさすがにマーガレットの寂しさを理解し、1年後に引退すると約束しました。マーガレットは涙を流して喜びましたが、ジョンが引退する3か月前に、病気で息を引き取ったのです。

ジョンは、仕事に全てを捧げ、高い地位と収入を得たかもしれませんが、本当に大切なものを失ったのです。それは、大切な人と過ごす時間です。一生懸命仕事をし、彼に残されたのは、お金と一人ぼっちの空白の時間でした。

男性は特に、仕事で成功し、お金を稼いで家族を支えなければ幸せになれないと思い込んでいる方が多いかもしれません。しかし、人生にはバランスが必要です。家族のため、愛する妻のために仕事を頑張っていると思っているかもしれませんが、あなたの大切な人は、本当にそれを望んでいるのでしょうか?お金より、一緒に過ごす時間を望んでいるかもしれません。

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Photo by Bich Tran on Pexels.com

思い切って自分の気持ちを伝えれば良かった

あなたは、自分の気持ちを素直に言っていますか?これをやりたい、あれをやりたいと言っていますか?好きな人に好きと伝えていますか?

もちろん、自分の気持ちを言うには勇気がいります。しかし人間は、やって後悔するより、やらなくて後悔する方が大きいということが分かっています。自分の気持ちをしっかり伝えることを意識しましょう。

友人と連絡を取り続ければ良かった

人間に幸せをもたらすものは人間関係であるということが、研究でも分かっています。いくらお金や名声があっても、それを分かち合う友達や仲間がいなければ、それに何の意味があるでしょうか。喜びや楽しさ、成功を人と分かち合うからこそ、成功は成功になるのです。

いくら忙しくても、友達との連絡を取り続けるのを忘れないでください。友情は儚いものなので、連絡が途絶えると徐々に色褪せていってしまいます。仲が良いから連絡を取らなくてもいいということはありません。

もっと幸せを求めればよかった

人生は我慢の連続だ、人生は理不尽なものだと達観していう大人はいますが、そんなことを気にする必要はありません。

私たちはもっと素直に、心から幸せを求めて良い、もっと幸せになっていいのです。幸せを求めることは、傲慢なことでも後ろめたいことでもありません。死ぬ瞬間に後悔しないために、もっと素直に、自分の幸せを求めましょう。

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Photo by cottonbro on Pexels.com

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本書には、様々な感動的なエピソードが書かれています。詳細は『死ぬ瞬間の5つの後悔』をご参照ください。

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