目標に向かって頑張っているけれどなかなか現状が良くならない、嫌なことばかり押し付けられて全然仕事が楽しくない、人生ハードモードだ・・・等、嘆きたくなることはありませんか?
厳しい現実に直面している方へ、願ったことが勝手に叶うルーティーンを、YOKO著『「全自動」であらゆる願いが叶う方法』よりご紹介します。
著者のYOKOさんは、この方法を編み出すまでは、劣等感、無価値感が強く、自己肯定感が高いとは言えない状態でした。生まれつき怠け者で、楽してお金が入っていたら最高なのにと思っていたそうです。そんなYOKOさんを変えたルーティーンが、1日1分だけ自分の作った言葉をつぶやく方法です。この方法は、脳の活動の95%をつかさどる無意識の力を活用する方法です。
- なぜ「全自動」であらゆる願いが叶うのか
- たった一言で現実が変わる「言葉の力」
- 「物質的な願い」を叶える言葉
なぜ「全自動」であらゆる願いが叶うのか
全自動であらゆる願いが叶うキーとなるのは、無意識領域の活用方法にあります。
無意識とは、見たもの聞いたこと全てを記憶している膨大な貯蔵庫であり、脳の活動の95%を占めるものです。そして無意識には、何度も繰り返しインプットされた情報は、「習慣」、「ルーティーン」として自動的に行動に反映させる力を持っているという特徴があります。
例えば歩く動作、自転車でバランスを取る等は、無意識で行っています。5%しかない意識でこれらを行おうとすると、それだけで脳が疲れてしまいます。
そのため、未来のための選択、成長するための学び等、他の重要なことに意識を向けられるように、分かりきった行動・思考、習慣化、ルーティーン化したことは、無意識が自動的に最小限のエネルギーでやってくれているわけです。
無意識には以下の10個の特徴があるとYOKOさんは言います。
- 現実とイメージの区別がつかない
- 何度も繰り返されるものに反応する
- 否定形が理解できない
- イメージや五感が好き
- 他人と自分の区別がつかない
- 善悪の区別をしない
- 感情に強く反応する
- トラウマの傷を繰り返す
- 変化を嫌う(現状維持が好き)
- 2歳児
このうち「トラウマの傷を繰り返す」特徴により、願っていることがなかなか叶わないということが起きている可能性があります。
私たちが子供の頃、親や友人たちに言われた些細な言葉によって、自分は大事なところで失敗する人間だ、私は不細工だ等と、大人になってもずっと思い込んでいることがあります。
そういう人が、大きなプロジェクトを成功させたい、可愛くなってモテたいと思ったとしても、過去に植え付けられた無意識が勝手に出てきてしまい、願いが叶わないということが起きます。
つまり逆に、過去の思い込みを書き換えて、願いが叶うイメージや習慣を無意識に入れてしまえばいいということになります。
無意識の「現実とイメージの区別がつかない」、「何度も繰り返されるものに反応する」という特徴を活かし、本書に書かれている「無意識を書き換えるメソッド」を活用することにより、努力することなく自動的に行動が起こり、なぜだか知らないが、勝手に願いが叶っていたという状態にすることが出来ます。

たった一言で現実が変わる「言葉の力」
人生をイージーモードに変える方法は、「言葉」です。著者のYOKOさんは、自信の経験を踏まえ、思考ではなく、言葉が現実化すると言います。
普段使っている言葉は、人生を良くも悪くも激変させてしまう力があります。
「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから」(by マザー・テレサ)
しかし、思考をコントロールするのはなかなか難しいことです。なぜなら、人は無意識に1日6万回もの思考をしていると言われており、たった5%しか使えていない顕在意識を何とかしようと思っても95%の潜在意識に勝てるわけがないのです。
そのため、言葉を使うのです。言葉は、人生を変える最強のツールだとYOKOさんは言います。言葉はただ言えばいいだけなので、簡単です。
具体的には、以下の言葉を自分にフィットする形にカスタマイズして、毎日1分、何かのついでに口に出して言うだけです。
- 物質的な願いを叶える言葉
- 精神的な願いを叶える言葉
- 周囲の環境を理想通りにする言葉

「物質的な願い」を叶える言葉
「物質的な願いを叶える言葉」は、次の3つのステップで組み立てていきます。
- 「なんか知らないけど」
- 「〇〇しながら」
- 「〇〇だ、〇〇になった」
例えば、「なんか知らないけど、楽しみながら、5キロやせた」、「なんか知らないけど、ワクワクしながら、理想のパートナーが出来た」等です。
言葉を作る重要ポイントは次の5つです。
- 最初に、「なんか知らないけど」と言う言葉をつけること。願望実現する手段を限定しないためです。
- 聞きなじみのある言葉を使うこと。潜在意識の「変化を嫌う」特徴に配慮するためです。
- 「どんな状態で願いを達成したいか」というプロセスを入れること。自分自身にフィットする言葉なら何でもOKです。「眠りながら」等。
- 願望は「現在形」もしくは「過去形」で入れること。叶ったテイで潜在意識に効かせるのが効果的です。なぜなら、無意識は、入ってきた情報と現実に起こっていることのつじつまを合わせようとするからです。
- 今の現実から手が届きそうな願いを設定すること。例えば、月収20万円の人がいきなり月収1億円を願いにすると潜在意識が激しく抵抗し、「絶対に出来ない」が先に来てしまいます。

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本書に興味を持っていただいた方、詳細は『「全自動」であらゆる願いが叶う方法』をご参照ください。
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