がんばる人が上手くいかない根本的な原因。『がんばらないほうが成功できる』

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がんばらないほうが成功できる』の著者、池田 貴将さんは、リーダーシップ・行動心理学の研究者です。人生が上手くいっている人とうまくいっていない人の明確な差に気づき、その差をノウハウ化し、これまで30,000人以上の方の人生を変えるサポートをしてきました。

人生が上手くいかない人は、成功者を見て、「あの人はなんであんなに頑張れるんだろう、きっとものすごく意志力が強いんだろうな」と思います。しかしうまくいっている人は、むしろ頑張らないことが、成功するための最短で最速の方法なのだということを知っています。

本書を次の3つのポイントでご紹介します。

  • がんばる人が上手くいかない根本的な原因
  • 人生がうまくいっている人が実践しているたった1つの事
  • がんばらないで人生を変える5つのステップ

がんばる人が上手くいかない根本的な原因

なぜ頑張る人の人生が上手くいかないのでしょうか。それは、頑張らなければ目標を達成できないとの思い込みが強く、意志力で目標を達成しようとするからです。

ガッツのない人は、頑張らないのに人生が上手くいくわけないと思い込んでおり、頑張っていない自分は成功できないと考えています。行動もせず、そのまま負のスパイラルに陥ります。

ガッツのある人は、「頑張るんだ、努力しろ」と自分自身を叱咤激励し、目標に向かって進もうとします。しかし、頑張らなければ成功できないという思い込みがあり、ずっと苦しい努力を続けていくことになります。この場合、意志力が持続しているうちはいいのですが、いずれ意志力はすり減り、感情と無意識のパワーに負けて頑張れなくなる時が来ます。そして、頑張ったのに変わらなかったという実績だけが残ることになります。

さらに完璧主義の方は、完璧な準備のために莫大な時間をかけます。そのため、失敗した時の精神的ダメージが強く、常に最高の選択をしなければならないと思い、もしかしたら将来もっと良い選択肢があるかもしれないと考えるので、結局選択と決断が出来ません。あらゆることを言い訳にして、チャレンジしない方向に完璧主義が働き始め、行動もせず、頑張っていない自分は成功できないと思い、負のスパイラルに陥ります。

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Photo by Polina Zimmerman on Pexels.com

人生がうまくいっている人が実践しているたった1つの事

人生がうまくいっている人達が実践しているたった1つのことは、あえて心地良いゾーンから出て、不慣れなゾーンで活動することです。

より良い人生を送ることを邪魔しているものは、「まぁまぁ」で満足する「あなた自身」です。あなたにとってのベストな状態は、慣れたゾーンにはありません。なぜなら、慣れたゾーンには、貴方が過去に経験したことがあることばかりの安全なゾーンで、まぁまぁな状態があるゾーンだからです。慣れたゾーンとは、いつもの習慣、いつもの思考パターン、いつもの人間関係で、心地よく安全に過ごせるゾーンです。

一方不慣れなゾーンとは、転職して初めての出社日、言葉も文化も分からない海外への旅行等、あなたがドキドキしたり緊張したりするゾーンです。また、今までのパターンと違う行動や、自分の行動を振り返り、内省して次に活かすという考え方も、不慣れなゾーンに当てはまる場合があります。

慣れたゾーンに居続けると、いずれ退屈して衰退し、結果はこれまでと変わらないかそれ以下になるしかありません。つまり、あなたにとってのベストな状態は、不慣れなゾーンにあるということです。

人生がうまくいかない、満足できないと思っているのは、慣れたゾーンでベストを探してしまっているからです。

成功している人が実践しているたった1つのことは、慣れたゾーンの外へ出ることです。成功者は、それこそが人生が上手くいく最短で最速の方法であることを知っています。また、頑張ってはいけないということも知っています。うまくいく人は、不慣れなゾーンで頑張るのではなく、むしろワクワクと楽しむことが出来るのです。

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Photo by Miguel Á. Padriñán on Pexels.com

がんばらないで人生を変える5つのステップ

不慣れなゾーンで、ワクワクと楽しむにはどうすれば良いのでしょうか。

人生を変えるには、いつもまず自分の思い込みを疑うところから始めます。

例えば、「もし絶対に失敗しないとしたら、本当はどんな生き方がしたいですか?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?「私は何をやっても失敗するから・・・」と言ってしまうなら、あなたには、慣れたゾーンからの脱出を阻む思い込みを持っています。

「もし絶対に失敗しないとしたら」という言葉と、「失敗するかもしれない」と言う思い込みは、相反するものです。そのため、「私は何をやっても失敗する」と思っている人は、「もし絶対に失敗しないとしたら」という言葉をキャッチできず、「私は何をやっても失敗するから・・・」という、質問にあっていない答えを出してしまうのです。

また、脳は最小限のエネルギーコストで最大限の効果を得ようとするので、あなたを慣れたゾーンにとどめるべく、過去に経験した不安や恐怖を根拠として、あなたが心から望む生き方を隠そうとします。そうすると、慣れたゾーンで得た思い込みに合う情報しかキャッチできなくなり、益々不慣れなゾーンに行くことが難しくなります。

では、どうすれば良いでしょうか。それは、今持っている思い込みに気づき、新しい思い込みを作ることです。そのためには、次の5つのステップを踏むと良いです。

1.不慣れなゾーンにゴールの旗を立てよう

まずは自分の目的地を決めることです。

  • こういう未来を作りたい
  • こんな自分になりたい
  • こんな生活がしたい 等

本当はどうなりたいと思っているのかを明らかにしましょう。一切の制限がないとしたら、貴方が本当になりたい姿はどんな姿でしょう。

2.思い込みに気づくために、言い訳をしよう

本当になりたい姿を設定すると、あなたの脳は慣れたゾーンにあなたをとどめようとします。

ここで有効なのが、「言い訳をすること」です。これこそが、あなたの中にある古い思い込みです。なりたい姿を思い浮かべた時に出てくる言い訳とは、例えば次のようなものがあるでしょう。

  • お金がないし
  • 自分には何のスキルもないし
  • 反対されそうだし 等

3.思い込みの再評価

あなたの中の思い込みは、全て自分を守るために作られたものです。ただ、その思い込みが、あなたが本当になりたい姿に近づけるのを妨げているかもしれません。

「2.」で書き出した「言い訳」が、あなたが本当になりたい自分になるために必要なのか、不要なのかを冷静に客観的に評価しましょう。

4.新しい思い込みを「思い込みデパート」へ買いに行こう

自分自身に「もし何でも信じたとおりになるのであれば、何を信じますか?」と問いかけて、書き出してみましょう。

本書では、健康、感情、人間関係、時間管理、仕事、お金、社会貢献、趣味、学び、成功と失敗に関する、人生の主要部分に関する思い込みの例が書かれています。

5.思い込みの土台を固めよう

自分自身に、「ステップ4で手に入れた思い込みはなぜそうだと言えるのか?」と問いかけて、10個書き出しましょう。

人生が上手くいく人は、理想からスタートし、うまくいかない人は、常識からスタートします。理想の姿を決め、必要な思い込みを決めたら、なぜそうだと言えるのかを考えます。

脳は検索エンジンのように働きます。最初は出てきづらいかもしれませんが、何度も自分自身に問いかけることによってどんどん出てくるようになります。

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Photo by Magda Ehlers on Pexels.com

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本書に興味を持っていただいた方、詳細は『がんばらないほうが成功できる』をご参照ください。

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