恋愛は、人生で一番コスパが悪いものかもしれない。でも、一番贅沢なものでもある

恋愛って、よく考えると、ずいぶんコスパの悪いものだと思います。

好きな人ができると、その人のことばかり考えてしまう。

連絡が来れば嬉しいし、来なければ気になる。

会うために時間を使い、デートのためにお金を使う。
相手の言葉に一喜一憂して、仕事が手につかなくなることだってある。

うまくいかなければ、傷つく。

振られれば悲しい。
嫉妬もする。
喧嘩もする。

ときには、何年も引きずることだってあります。

合理的に考えれば、こんなに面倒なものはありません。

一人なら、自分の好きなように時間を使える。
誰かに合わせる必要もない。
傷つくこともない。

それでも、人は恋をする。

私は、そこに恋愛の面白さがあると思っています。

恋愛は「効率」とは正反対にある

大人になると、私たちは何でも効率を考えるようになります。

仕事なら、より短い時間で成果を出したい。
お金なら、より効率よく増やしたい。
時間も、できるだけ無駄なく使いたい。

でも、恋愛はその逆です。

好きな人に会うために時間を作り、少しでも綺麗に見られたくて服や髪型を考える。

連絡を待っているだけで、一喜一憂する。

たった一言で一日中幸せになったり、逆に落ち込んだりする。

恋愛は、そもそも「コスパ」で考えるものではないのだと思います。

恋愛を経験したからこそ分かる感情がある

恋愛には、一人ではなかなか味わえない感情があります。

好きな人に会えるだけで嬉しい。

自分のことを好きだと言ってもらえると、自分まで価値のある人間になったような気がする。

誰かのことを、心の底から幸せにしたいと思う。

そして、自分のためではなく、誰かのために頑張れる。

もちろん、恋愛をしなくても幸せに生きることはできます。

一人の時間を楽しむこともできるし、仕事や趣味、友人との時間も素晴らしい。

恋愛をしない人生が不幸だとも思いません。

ただ、恋愛を経験したからこそ分かる感情があるのも、確かだと思うのです。

若いうちの恋愛は、失敗してもいい

私は、若い人ほど、恋愛をもう少し気軽にしてみてもいいと思っています。

「絶対に傷つきたくない」
「失敗したくない」
「結婚につながる相手じゃないと付き合いたくない」

そう考えてしまうと、恋愛を始めるハードルはどんどん高くなります。

でも、最初から完璧な相手を見つける必要なんてありません。

付き合ってみて、合わなければ別れればいい。

好きになって、振られてもいい。

嫉妬して、喧嘩して、自分の未熟さに気づいてもいい。

そういう経験を重ねることで、自分がどんな人を好きになるのか、どんな関係を大切にしたいのかが分かってきます。

そして、若い頃の失敗は、後から振り返ると、意外と大切な経験になっていたりします。

恋愛は「贅沢」なのかもしれない

お金があれば、たくさんのものを買うことができます。

便利な家電も買える。
美味しいものも食べられる。
旅行にも行ける。

お金があることで、人生の選択肢が増えることもあります。

でも、お金があっても買えないものがあります。

誰かを好きになること。

誰かに愛されること。

誰かのことを心から大切に思うこと。

恋愛は、時間もお金も使います。
感情も使います。

効率だけを考えれば、決してコスパがいいとは言えません。

でも、だからこそ贅沢なのだと思います。

人生に必要なものだけを選んで、無駄を全部削っていったら、ずいぶん合理的な人生になるでしょう。

でも、人生は合理的である必要はない。

好きな人に会うために遠回りしたり、くだらないことで一緒に笑ったり、相手からの連絡を待ってドキドキしたり。

そういう一見無駄に見える時間が、あとから振り返ると、大切な思い出になっていることがあります。

恋愛は、人生に絶対必要なものではないと思います。

でも、恋愛をしたからこそ見える景色もある。

誰かを好きになって、誰かに愛されて、傷ついて、喜んで。

そんな経験ができること自体が、実はとても贅沢なことなのかもしれません。

恋愛は、人生で一番コスパが悪いものかもしれない。

でも同時に、

人生で一番贅沢なものでもある。

私は、そんなふうに思っています。

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