『遊ぶように働く! 目指せFIRE! 大人の夏休みライフの始め方』の著者である河本 真氏は、今注目のFIREをまさに実践し、1日3時間しか働かず、毎日「大人の夏休み」のような生活をし、人生を謳歌しています。今すぐ真似したい思考やライフスタイルが解説されているこの本から、以下3つのポイントでご紹介します。
人生を楽しむ
何より大事なのは、人生が楽しいことです。
テクノロジーの発達により世の中は便利になっているけれど、幸福度は上がっていません。今貴方が楽しくない、幸せではないのであれば、それは何かが間違っています。
ほとんどの人は、大人になることに対して、遊ぶ、楽しむというイメージを持っていません。大人になることに負のイメージを持ち、「したい」、「やりたい」気持ちをおさえていると、パワーもエネルギーも下がってしまいます。遊びを忘れてしまった、世間でいう立派な大人は、「つまらない」というオーラを出し、元気がなくなっています。
本当は、大人になるにつれて知識や経験、スキルが増え、経済力や愛する人が増えるので、子供の時よりも、毎日楽しく過ごせるはずです。
いい仕事をするためにも、人の役に立つためにも、自分の成長のためにも、自分が人生を楽しんでいることが、実は一番大切です。今時代が求めているのは、いくつになっても遊び心をもって楽しそうにしている人です。(堀江貴文氏も同じことを言います。彼の本『非常識に生きる (ShoPro Books)』に関する記事はこちらから)
そして、いくつになっても遊び心をもって楽しそうにしている人は、誰かや何かに縛られていない人たちです。そのような人たちは、選択肢が無限にあるので、未来に対していつもウキウキしています 。
では、このような状態になるためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
自分流ベーシックインカムをつくる
北欧諸国の人々は幸福度が高いのですが、その理由は、手厚い社会保障のお陰でお金に対する不安がないからです。彼らは将来のお金のことで心配することがないので、国家の未来や環境問題、子供の教育など、長期的に考えるべきことを冷静に考えることが出来ます。余裕があると視野が広がり、遊び心が出てきます。余裕がある状態では性格や頭も良くなるので、何事もうまくいきやすいものです。
北欧諸国の人々の例から分かることは、「お金の不安から解放されること」が好循環を生むための鍵であるということです。そして手厚い社会保障が期待できない今の日本では、「自分流ベーシックインカム」(=不労所得)を作ることが、その解決策になります。
お金のために働いている状態では、モチベーションもパフォーマンスも上がらないでしょう。一方、生きるために働く必要がなくなると、肩の力が抜けて、たくさんのビジネスチャンスが見えるようになります。ですので、まずはとにかく、支払いのために働く状態から解放されることが大切です。
自分流ベーシックインカムの作り方
自分流ベーシックインカムの作り方のポイントを、3つ挙げます。
1.社会の恩恵を受ける
社会の恩恵を受けるとは、ビジネスの隙間、社会の隙間を探すということです。今後来そうだけど、まだみんな気づいていないな、という産業の隙間や産業の穴を見つけるということです。恩恵は、みんなが思っている以上に世界中にたくさん眠っているし、日々たくさん現れています。
これについて貴方がやるべきことは、自分は恩恵を受け取れる人間であると本気で思い込むことです。そして、ルールや規約がまだしっかりしていないものを探すことです。そのようにして日々過ごしていると、そこに気づくようになります。
2.24時間自分の代わりに働いてくれるサービスをWeb上に置く
時代の流れから言うと、24時間自分の代わりに働いてくれるサービスをWeb上に置くというのが自由への一番の道です。ポイントは、24時間貴方の代わりにお金を生み出してくれるものを、なるべくお金をかけずに複数、インターネット上に設置することです。例えばブログやYouTube等です。
3.滞在時間を長くさせる
サービスをWeb上に作るにあたり大事なポイントは、滞在時間を長くさせることです。そこに「長くい続けたい」と思わせる工夫がとても大事です。そこにいると、面白かったり、安心安全を感じたり、欲を満たせたりという何かしらのメリットがあると、人はそこに頻繁に訪れたいと思うようになります。
滞在時間が長いとSEOでの評価が上がるのはもちろんですが、長い間自分のWebサイトに滞在し、楽しんでもらえたら、そこで購買活動が行われたり、貴方のファンになってくれたりと、2次行為が必ず生まれます。
本書の詳細は 『遊ぶように働く! 目指せFIRE! 大人の夏休みライフの始め方』 をご参照ください。
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