弱い成長とインフレが米国経済の見通しを鈍らせている(FRB、2022年11月23日) Column ポイント ・米国の実質GDP成長率の見通しは、この1年間で大幅に低下し、2023年には0.8%増にとどまるというのがコンセンサス予測である。 ・総合CPIインフレ率は2022年の7.7%から2023年には3… Read more Categories: Column
迫り来る景気後退 (Vanguard社、2022年11月23日レポート) Column 見通しのポイント ・米国の金利は4.5%から4.75%でピークに達すると見られていますが、40%の確率でさらに上昇する可能性がある。 ・2023年の中国の経済成長予測は、政治環境の変化により4.5%に低下。… Read more Categories: Column
避けられないグレート・クラッシュ。『エブリシング・バブルの崩壊』 全てがバブルになっている 金融市場にお金が溢れ、リスクオン、リスクテイク志向が高い時には、ありとあらゆるリスク資産は換金性が高くなります。昨年2021年の暗号資産等の暴騰はその典型です。しかし一度リスクオフになると、この… Read more Categories: Books
過去実績は妄信しない方が無難。長期投資しても「元本割れしない」とは言えない。 様々な投資のガイドブックに「長期投資はリスクを減らす」という主張があります。「単年度ではいい時も悪い時もあるが、長期的には打ち消し合って、中庸のところに落ち着く」ということです。これは、サイコロを何回もふっていれば、偶数… Read more Categories: Books
米国の著名投資家、ウォーレン・バフェット氏の戦い方 2022年は投資家にとってはアゲンストの年でした。プロの運用がいかに厳しかったかは下図に示す通りで、ここのところ投資家に人気があったために新規設定が相次いでいた外国株投資信託177本の平均リターンも、△13.81%と、低… Read more Categories: Books
今日のインフレは不可避であった③ ~リーマン・ショック以降、総括~ Column 前々回記事及び前回記事で、1970年代以降同時多発テロの発生まで、3回のマネーの大量バラマキがあったという話を取り上げました。 1回目は、オイル・ショックというエネルギー価格急騰に対処するためのもの。2回目… Read more Categories: Column
今日のインフレは不可避であった② ~2000年コンピューター誤作動問題以降~ Column 前回記事で、1970年代に始まったオイル・ショックというエネルギー価格急騰から、世界の過剰流動性が始まったという話を取り上げました。 つまり、世界の大半を占める石油消費国(非産油国)の富が、産油国へ一方的に… Read more Categories: Column
今日のインフレは不可避であった① ~ニクソン・ショックから続いたインフレの種~ Column 「金融緩和をし、資金を大量に供給すれば経済は成長する」と言われてきましたが、先進国はどこもそれほど経済成長していません。 ただ大量にマネーを供給してきた分だけ、経済規模は拡大してきました。マネーを大量に供給… Read more Categories: Column
暗号資産暴落とステーブルコインの危うさ。暗号資産の存在意義を考える。 Column 流動性危機に陥った暗号資産取引所の米FTXトレーディングの問題に伴い、ここ数日、暗号資産(仮想通貨)が軒並み暴落しています。(参考:暗号資産下げ止まらず、業界への懸念続く | ロイター (reuters.c… Read more Categories: Column
これまで「貯蓄から投資へ」が進んでこなかった理由と、変化の兆し。 Column 「貯蓄から投資へ」というスローガンが掲げられたのが2001年。それから早20年が経ちましたが、個人金融資産のシフトはなかなか進んでいません。 2022年5月5日、岸田首相は英国ロンドンで投資家を前に基調講演… Read more Categories: Column