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お金持ちになる近道。『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』

橘玲著『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)』の初版は、20年近く前に発刊されましたが、今なおビジネス名著として良く取り上げられています。

経済的な不安が尽きないと悩む方々等に、本書よりお金に関するヒントを以下5つのポイントでご紹介します。

お金持ちになる近道

本のタイトルにもある「黄金の羽」とは、制度のゆがみから構造的に発生する幸運のことで、手に入れた者に大きな利益をもたらすものです。これは、必要な情報を的確に入手し、それを活用する知識を持っている人はいくらでも近道が出来るという意味です。

ICTの発展によって、現代は知識社会になりました。知識社会では、知識の使い方次第で大きな利益をもたらします。

例えば、2002年日韓共同開催となったサッカー・ワールドカップのチケット争奪戦があげられます。当時日本国内では、1枚7,000円のチケットがネットオークションで20万円以上で売られていたり、スポンサーに山のようにはがきを送って、ひたすら電話を掛けたりする人もいました。

一方、ほぼ全試合のチケットを手に入れ、全国の会場を転々としながら楽しんでいる人もいました。彼らはどうやってチケットを手に入れたのでしょうか。理由は、海外販売分のチケットが大量に売れ残っていたからです。これをインターネット経由で簡単に手に入れることが出来ました。

両者の違いは、知っていたか否かということでした。知識社会において「知っている」ということは強い武器であり、知識が持つ価値は絶大です。つまり、「黄金の羽」は知っている人に舞い降りてくるということです。

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Photo by Brett Jordan on Pexels.com

お金持ちになる3つの方法

お金持ちになるには、何を知っていればいいのでしょうか。

資産形成 = (収入 - 支出) + (資産運用 + 運用利回り)

この方程式を分解すると、

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. 運用利回りを上げる となります。

特に純利益の確保(収入- 支出の部分)が重要です。どんなに素晴らしい資産運用をしていても、純利益が少なければ全て水の泡となるからです。安定した純利益の確保が、お金持ちになるための第一歩です。

資産運用は常識を捨てる

運用利回りを上げる資産運用にも、原理原則があります。10項目書かれていますが、ここでは2項目あげます。

1.不動産を買ったら資産運用はそこで終わり

住宅ローンで持ち家を購入した人は、そこで全ての資産運用が終わっているということです。なぜなら、何億円もの資産を持っているわけではないほとんどの人にとって、持ち家を購入した時点で、保有資産のほとんどが不動産になるので、投資の成否は不動産価格と運命を共にすることになるからです。不動産価格が下落すれば、為す術がありません。

2.短期投資はギャンブルである

投資とは、長期的に見れば、資本主義と市場経済のもとで、企業の利益はインフレ率以上に拡大するという見通しの下、資産を投じることです。

短期投資がギャンブルである理由は、現物取引か信用取引か、ロングかショートか、にかかわらず、短期売買となると、全ての株取引が投資ではなく投機となるからです。

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Photo by Sascha Düser on Pexels.com

マイクロ法人化の検討

お金持ちになるには、純利益を確保するのが何より重要ということは、先ほど述べたとおりです。 純利益を確保するには支出を減らす方法がありますが、その手段としてマイクロ法人を利用する方法があります。

ご存じの通り、サラリーマンは国家からの収奪の対象になっています。サラリーマンからは税金が取りやすいからです。その結果、サラリーマンの租税負担は、収入総額の約3割を占めます。その対応策として著者がお勧めする方法が、マイクロ法人をつくることです。

マイクロ法人とは同族会社のことで、資本の50%以上を、本人または本人の関係者が保有するものです。なぜマイクロ法人が良いのかというと、合法的な範囲で出来るだけ税金を払わなくて済むように出来るからです。マイクロ法人で、「個人」と「法人」の2つの性質を使いこなすことで、制度上のゆがみを利用して税負担を減らすことが出来ます。

知識社会を意識した働き方をする

現代はグローバル化した知識社会です。知識社会とは、「知」が「権力」として作用し、そこから富が生まれる社会を指します。この知識社会は、テクノロジーの発展に適応すべく、知的能力を基準に労働者が編成されるのが特徴です。では、この知識社会を生き抜くためにはどのような能力が必要とされるのでしょうか。

必要とされる能力は、次の2つです。現代は、このような特定の知能だけが特権化される社会です。

  1. 言語的知能:文字や言語を操作する能力
  2. 論理数学的知能:問題を論理的に分析・数学的に処理する能力

また知識社会の仕事は、大別すると次の3つになります。

1.クリエイター

クリエイティブな仕事に携わる人のことで、作家、音楽家、俳優、歌手、スポーツ選手等がこれに該当します。

2.スペシャリスト

専門家のことで、その分野の知識や経験に特化した人たちです。医師、弁護士、公認会計士等がこれに該当します。

3.マックジョブ

誰でもできる、代替可能な仕事を指します。マクドナルドの店員等、マニュアルに沿って動く仕事がこれに該当します。

言語的知能、論理数学的知能が発揮される仕事は、クリエイターとスペシャリストです。この2つはクリエイティブクラスと呼ばれ、高い所得を期待できます。一方マックジョブは代替可能なので、知識社会において圧倒的に不利になります。

以上のことから、高度なテクノロジーに支えられた社会においては、クリエイターとスペシャリストを目指すべきです。

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Photo by Digital Buggu on Pexels.com

本書の詳細は 『 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫) 』 をご参照ください。

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