バシャール、本田健著『未来は、えらべる!』に書かれていることは、非常にシンプルです。ワクワクすることをする、それが全てです。
成功とは
好きなことをして成功できる人は、才能がある人ではなく、好きなことをして生きようと、ただ決心した人です。しかし、それをしない人が多くいます。
好きなことをしない理由は、ほとんどの人が好きなことをしていないという現実があるからです。周りに好きなことをして生きている人がいないため、最初から出来ないと考えています。
そもそも、成功とは何でしょうか。
社会が提示している成功は、外観的な成功、つまり、収入、地位、名誉等です。しかし、どんなに忙しく責任重大な仕事をしていようと、本当は自分や家族等の幸せが何より重要です。外観的な成功を追い求めていると、どこかのタイミングで「こんなはずじゃなかった」と思うことが多いのです。
本当の成功とは、内面的な成功です。内面的な成功とは、毎日できるだけいい気分で過ごすことです。毎日自分の好きなことでワクワクしていることです。多くの人は、自分がしていることが幸せだと感じると、たとえお金をたくさん稼いでいなくても、自分は成功していると感じるものです。
ワクワクして生きるには、パラダイムシフト(見方を変えること)が必要です。世間で言われている成功像を目指すことは、他者の価値観で他者の人生を生きることであり、この考え方を変える必要があるのです。本当の成功は、自分がやりたいことをすることだからです。
ただ幸せに感じられることをしていて、自分のワクワクが膨らんでいけば、その人は既に成功しています。豊かさとは、自分がやりたいときに、やりたいことをやれる能力があることです。それが出来ているのなら、貴方は既に成功しています。
常にワクワクを選ぶ
やりたいことを見つけるには、常にワクワクすることをやることです。その瞬間瞬間において、自分の選べる選択肢の中で、一番ワクワクするものを選ぶということです。どんな小さなことでも「自分のワクワクから行動を起こす」ということを繰り返していると、それがより多くのワクワクにつながっていき、ワクワクがどんどん拡大していきます。
人間関係も同じです。ワクワクに従って生きることで初めて、相手は本当のあなたを知ることが出来ます。それにより、本当のあなたに対して理解を示す人が引き寄せられ、貴方も一緒にいて本当に楽しい相手を引き寄せることが出来ます。
そもそも、本当の自分ではない状態で人間関係を作ろうと思っても、そこに関係などありません。本当の自分で生きていない者同士で付き合っても、お互いに嘘の自分で会話しているにすぎません。
人間関係の目的は、自分らしさを発見し、一人の時よりも、より自分らしくなれることです。
勇気はいらない
自分が本当にやりたいことにチャレンジする時に、実は勇気はいりません。なぜなら、「それで自分はやっていける」と分かっていることを行動に移すのに、勇気はいらないからです。
勇気が必要だと感じるのは、「ワクワクに従って生きることが正しい」ということを、本当はまだ分かっていないからです。「ワクワクに従って生きることが正しい」と本当に理解すれば、勇気は必要ありません。古い価値観を手放し、新しい価値観を持つことが出来れば、もはや行動に勇気は必要ないのです。つまり、行動には「真の理解」が大切です。
パラダイムシフト(見方を変えること)が起こってくると、究極的に平和で、穏やかな知っている感覚、つまり「確信」が出てきます。この「確信」が、ぶれない行動をとらせるのです。
生き方に迷いがない人は、「これ(ワクワクに従って生きること)が正解だ」と確信しているのです。
本書の詳細は『未来は、えらべる!』 をご参照ください。
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