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迫り来る景気後退 (Vanguard社、2022年11月23日レポート)

Column

見通しのポイント

・米国の金利は4.5%から4.75%でピークに達すると見られていますが、40%の確率でさらに上昇する可能性がある。
・2023年の中国の経済成長予測は、政治環境の変化により4.5%に低下。
・ユーロ圏は今冬、ECB金利が2.5%に上昇する予定で、穏やかな景気後退の道を進んでいる。
・英国経済は、財政政策の引き締めに伴い、来年は1%から1.5%縮小するとみられている。

経済の勢いが鈍化しており、Vanguard社では今月、中国と英国のGDP成長率予測をさらに引き下げました。また先進国市場全体で、引き続き景気後退を予想しています。

米国

米国の第 3 四半期の GDP 成長率は年率 2.6%と発表されましたが、FRB(連邦準備制度理事会) がすでに金融引き締めを実施し、今後も実施することが見込まれることから、この数字は 米国経済の底力を過大評価するものであると思われます。

4 回連続で 0.75 ポイントの金利引き上げを行った結果、GDP データの基礎的な構成は、成長が大幅に鈍化していることが確認されました。中でも住宅セクターが特に弱いようです。

Vanguard社では、2022年第4四半期の米国の成長率が、トレンドを下回る約1.7%になると予想しています。この場合、米国経済は2022年通年でプラスの成長率を確保できるものの、FRBがブレーキをかけ続けているため、2023年に景気後退に陥る可能性が高いとみています。

基本シナリオでは、米国中央銀行の主要政策金利の目標は、2023年第1四半期末までに4.5%から4.75%の範囲に上昇し、2023年の残りの期間もその範囲にとどまると予想しています。しかし、財貨価格が低下してもサービスコストは依然として加速しているため、インフレを抑制するためにそれ以上の動きが必要になる可能性も40%あるとみています。

flag of usa
Photo by David Dibert on Pexels.com

ユーロ圏

ユーロ圏の経済では、インフレ率は2023年初めにピークを過ぎると予想しています。Vanguard社は、ECBが2023年第1四半期までに預金金利が2.5%に達するまで、引き上げを継続すると予想しています。

また、今年の冬はユーロ圏の穏やかな景気後退が続き、2023年通年のGDPは▲0.5%から+0.5%の範囲になると予想しています。

英国・中国

英国については、金利が4.5%でピークに達すると予想していますが、2023年には1%から1.5%の経済収縮をもたらす可能性が高まったとみています。これはVanguard社の先月の予想より悪く、予想より弱い高頻度データ、英国政府の予想される財政引き締め、および金融環境の引き締めによるものです。

その他では、中国経済に対する見通しを下方修正しました。2022年の最終四半期に減速した勢いと、民間企業と対立しているように見える最近の政治情勢を考慮し、2023年の成長率を4.5%と予想し、直近の5%成長という見方から引き下げました。しかし、不動産セクターが安定化する可能性があり、ゼロコロナロックダウン政策が徐々に緩和される可能性があるため、この見方に対するリスクは上方に偏っている(リスクはより小さいかもしれない)と見ています。

アセットクラス・リターン見通し

以下は、バンガード社の株式および債券リターンに関する最新の10年間の年率見通しです。

(出所:Vanguard)

全世界株式(英国を除く、為替ヘッジなし)のリターンが6.1%~8.1%で最大、全世界債券(ユーロ圏を除く)のリターンが2.1%~3.1%で最小であることが分かります。


参考:Vanguard economic update: recessions looming | Vanguard UK Professional

本日のオマケ

私の今週の売却取引

私は来年に向け、ドル安と米国株の下落を予測しています。

そのため、NISA口座の投資信託「i Trust 世界株式」の利益を確定するべく売却しました。約定日11月24日、691,054円で売却(内、利益258,037円)です。他にNISA口座の「たわらノーロード先進国株式」も、約定日11月25日、1,678,425円で売却(内、利益343,760円)しました。
12月1日に予定されている米国FRBパウエル議長発言で相場がぶれる可能性もあると考え、このタイミングにしました。

<内訳>

私の投資方針

1.投資対象は、主に株式インデックスファンド、又は個別株式とする。
2.世界株式インデックスファンドは、老後まで基本的に売却しない
3.レバレッジ、信用取引等はしない
4.財政状態、経営成績が良く、PER及びPBRが低めの割安株式を買う
5.平時は、預貯金の残高が減らないペースで積み立てる
6.暴落等により含み損が発生した場合、含み損状態を脱するまで、平時より積立額を増額する

投資方針の根拠

1.ジェレミー・シーゲル著『株式投資 第4版』
 ・長期の実質トータルリターンは、他の資産に比べ株式が圧勝する
2.山崎元、水瀬ケンイチ著『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術』
 ・世界株式インデックスファンド、特に(eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)がお勧め
3.厚切りジェイソン著『ジェイソン流お金の増やし方』
 ・基本的に売らない
4.ジョン・C・ボーグル著『インデックス投資は勝者のゲーム』
 ・インデックスファンドは98%の確率で、アクティブファンドに勝てる
5.チャーリー・マンガー著『マンガーの投資術』
 ・素晴らしい会社を適正な価格で買う

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<当ブログについて>

・Money Literacyとは、自分のお金のことを自分で判断できる力をいいます。

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・Moneyとスピリチュアルを中心テーマとした、私の日々の読書記録がメインです。

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