パラレルワールド
パラレルワールドという概念は、とても簡単です。何か特別な出来事ではなく、あなたの生活に密着しているものです。
例えば、今朝パンを食べる時、ハムをのせるかのせないか考えて、ハムをのせないという選択をした場合、それがパラレルワールドです。あなたはあなたの思考でハムを食べなかった世界とハムを食べた世界を創りました。2つの世界(パラレルワールド)を創造したのです。それが平行世界と言われるものです。このようにして、あなたはパラレルを創り続けるのです。そして、常にパラレルを選び、あなたの道を決めていくのです。
新しいパラレル
例えば、最初ジュースを飲むのをやめようと思ったけど、でもやっぱり飲みたいから飲もうと思うことはありませんか?それが新しいパラレルです。2,3歩、歩きながらいろいろ思考して、また、飲むパラレルと、飲まないパラレルを創って、今度は飲むパラレルを選択したということです。前のパラレルとは違うけど、飲むということは出来ます。
パラレルは、あなたの思考の数だけ出来ます。その中からどれを選ぶかというだけのことです。たくさん思考してください。そうすれば、たくさんのパラレルが出来、本当に好きなパラレルを選択することが出来るのです。
あなたたちは選択肢が少ないのです。自由に好きに考えることが出来なくなっているので、本当に好きなパラレルではなく、どちらかというと・・・こちらで良いかな、というくらいで選択しているのです。
選択する時に、シンプルにそうしたいと思うことを選んでいますか?例えば、お腹がすいて何かを食べたいと思ったとします。頭には天丼が浮かびます。大好きな大海老のてんぷらが3本載った美味しそうな天丼です。でも、そこで、それは値段が高いから、とか、あの店は遠いから、とか、誰かに贅沢だと言われるかもしれないからと、色々考えます。そして、食べないという選択をしたりしませんか?もしどうしても天丼が食べたいと思ったら、その天丼ではなく、もう少し近くて値段の安い、海老は小さくて1本しか載っていない天丼でいいやと思い、それを選択したりしませんか?妥協したりすることはありませんか?
それが自由な発想が出来ないということです。大海老3本のてんぷらののった天丼と小さな海老1本の天丼をイメージして、妥協して海老1本の天丼を選択するとどうでしょうか。
妥協した現実を体験することになります。妥協した現実ですから、気に入りません。不満が残ります。あなたは不満な現実を創造したのです。毎日妥協で選択を続けているので、満足できない毎日になってしまうのです。妥協で選択していくと、妥協した我慢のパラレルを創り続けることになります。
不満なパラレルを満足するパラレルに移行するには、大海老3本の天丼を選択してください。そうすれば、本当に満足できるパラレルになります。
選択肢は自分で創るのです。パラレルは自分で好きに創ることが出来るのです。あなたの世界なのですから。そこに出来ないという思考をするから、出来ないというパラレルを創ってしまい、それを選択するからできないというパラレルにフォーカスし、それを体験してしまうのです。
あなたのパラレルはあなたが創るのです。あなたが思考すればあなたのパラレルはいくつでも創れるのです。そして、どれを選択してもいいのです。あなたの自由なのです。
仕事を早めに切り上げて大海老3本の天丼を食べに行ったらどうなるかという予測も自分で創ります。仕事を終わらせず途中で帰ったらみんなに白い目で見られ、上司に注意され、もしかしたらクビになるかもしれないというパラレルを創り、それが嫌だから仕事を早く終わらせて食べに行くというパラレルを創り、仕事が終わらなければ天丼は諦めるというパラレルも創り、どんな目に遭っても天丼は食べに行くというパラレルも作れます。その中でどのパラレルを選ぶかはあなたの自由なのです。でも、自分で創ったパラレルだから、白い目で見られてクビになるパラレルは選択しないということも出来るのです。あなたの作ったパラレルですので何でも選択できます。もう少し深く言えば、仕事が終わらないとか、白い目で見られてクビになる、というパラレルは創らないということも出来るのです。
創らないというのは、自分で考えなければいいということです。仕事を早く切り上げて天丼を食べに行くということだけにフォーカスしていればいいのです。自分の世界と他の人の世界を分けてください。
あなたの世界は、あなただけの世界なのです。それは自分勝手ではないのです。自分の世界を大切にしてください。他の人の世界は、その人が創ります。他者の世界にあなたは関与できないのです。自分の選択を受け入れ、選択した現実を受け入れてください。
嫌なことが起きても、それはあなたが選択した結果です。あなたが決めたことなのです。誰の指図でもありません。あなたにしか責任は取れないのです。ですから、全てご自分で決めてください。好きなことをしたらクビになるかもしれないという思考をするから、そのような現実を創造する可能性が出てくるのです。私は好きなことをしても大丈夫だと思っていれば、そのような可能性の選択肢は創りません。だから、そのような現実を創造しないのです。
パラレルを変える方法
パラレルを変える方法はとても簡単です。楽しいことを考えていたらいいのです。嫌な事ばかりにフォーカスして、それが起きるのではないかといつも心配していたら、心配しているパラレルばかりを創り続けるのですから、それを反対にすればいいのです。
どこにフォーカスするかでパラレルも変わります。
参考文献:ミナミAアシュタール著『パラレルワールド∞の未来』(発売日:2023年9月20日)
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