私たちは目を醒ますことを選択しました。それを加速させるためには、意識が放つ波動(周波数)を高めていくことがとても重要になります。「あなたが『本当の自分』と一致し、本来の力と輝きを取り戻し、魅力的になればなるほど、非常に高い周波数を放つパワースポットのような存在になります。周りの人は、その心地よさに惹かれ、『あなたのようになりたい』と思う人も出てくるでしょう。そういう人が一人でも増えることが、この『新しい地球』全体の波動を高めて、次元上昇の強力な上昇気流を作り出すことになるのです。」
私たちの本質は意識であり、特有の波動を放っています。そして、波動には同じ性質のものが引き合うという特性があるので、ポジティブな波動を放つことで肯定的な変化をもたらすことが出来ます。
友達は多ければ多いほどいいという時代は終わり
「新しい地球」を上手に渡り歩くために、人間関係を整えておくことはとても大切です。
2020年の春、新型コロナウイルスの緊急事態宣言で外出が禁止されて以降、私たちは自由に人に会うことが出来なくなりました。実はこれは、宇宙からの大きなメッセージでもあったのです。いよいよここから、行きたくないものには「行かない」と、本心で付き合う人や、付き合い方を選んでいくことになります。
これまでは、誰とでも仲良くすることが良いこととされてきました。しかし「新しい地球」では、自分の魂と共鳴するかどうかで、付き合う人を選んでいくことがとても大切になってきます。「進む方向性が同じである」「同じ価値観や考え方を共有できる」等を基準にして、自分と会う人たちを本当の意味で大切にしていくことです。同じ価値観や考え方を持っているというのは、同じような周波数を持っているということです。
「何10年来の付き合いだし」「お世話になった人だし」等、「本当の自分」は「もう離れよう」と思っているような人間関係・・・そういうつながりは、もうやめていく時です。
これからは、人間関係においても、身軽でいることがとても大切です。いくら自分の周りに人がたくさんいても、本当の自分と共鳴できなければ、いずれ離れていくことになり、気づいたら誰もいなくなっていたということになりかねません。新たな時代の「真実が浮き彫りになる」という流れの中、こうした流れは、さらに加速していくからです。
「見捨てる愛」があるということを知ってください。腐れ縁になってしまった人間関係は、共倒れする可能性もあります。腐れ縁が続いていると、新しい関係性が入ってくる余地もありません。
「自分が我慢して合わせている」「この人と会った後はどっと疲れる」「都合よく使われている気がする」等の居心地の悪さを感じる関係性は見直しの時です。バシッと切れないのなら、距離を置くことが大切です。
孤独を感じるのは、意識が眠っているから
もし「友達がいないと寂しい」「一人はつまらない」と感じていたら、あなたの意識は眠ったままと言えるでしょう。孤独感は、ただの周波数です。「孤独感」を手放したら(受け入れたら)、孤独は感じなくなります。
孤独感を手放して(受け入れて)いくと、「全ては1つにつながっている」というワンネスの意識を深く感じられるようになります。ワンネスの意識につながると、知らない人だらけでも、皆家族のように感じるようになります。そして、孤独感がなくなると、人に対する執着も無くなっていきます。
好きも嫌いも手放す(受け入れる)
あなたには「この人、嫌い」と感じる人はいますか?それは、その人が「自分の中のネガティブな周波数を見せてくれている」だけです。
例えば、「あの人の図々しいところが嫌い」というのは、宇宙からすれば「私の図々しいところが嫌い」と言っているように聞こえます。つまり、自分の中にすべてがあり、嫌っている人は自分の嫌なところを見せてくれているのです。批判したくなるような人が出てくるのは、あなたが同じ周波数を持っているからです。私たちは、自分と同じ周波数のものしか引き寄せませんし、体験することが出来ません。
理由はどうであれ、最終的に「なぜそれが起きているのか」と言えば、「目を醒ますため」です。目を醒ますことを決めた意識にとって、「すべての現実は『目を醒ますため』に起きている」のです。
愚痴や悪口は言ってもいい
愚痴や悪口は言っても構いません。『新しい地球の歩き方』の著者、並木さんも、イラっとすることもありますし、ネガティブなことを口にすることもあるといいます。愚痴や悪口は言ってもいいのは、自分の中にそういう批判的な意識があると認め、手放す(受け入れる)ためです。
「何だよこいつ」と批判的な意識が上がってきたときに、瞬間的に「こんなこと思っちゃいけない」と否定しないことが大切です。その周波数を手放すためには、否定ではなく受容する必要があります。「あぁ、私は相手に対して腹を立てているんだな」と自分に意識を向けるのです。
目を醒ましていくというのは、聖人君子になることではなく、「ありのままの自分になる」ということです。
応援したくない人には、「批判のエネルギー」も送らないこと
SNSに限らず、ひどいことを言われて傷つくのは、自分が「傷つくことを自分に許しているから」です。本来完全な存在である私たちは、傷つくことが出来ません。「被害者意識」を使うことで「傷つけられる」という体験を、自ら選んで体験しています。
なので、もう傷つくという体験は卒業だなと思ったら、この「ショック」という感覚を手放して(受け入れて)しまいましょう。すると、相手を排除しようとしなくても、批判を受ける次元から自分が抜け、影響されなくなります。つまり、批判や避難を見たり聞いたりしても、気にならなくなります。気にならなければ、ないのと同じです。
一番やってはいけないのは、排除しようとか「消えて無くなれ」などとネガティブな思いを飛ばして応戦しようとすること。そうすると、相手と同じ土俵に立つことになります。
言葉は諸刃の刃です。悪意がエスカレートして人を傷つけ、命を奪うこともあります。「傷つけるつもりはなかった」「軽い気持ちだった」といえば許してもらえると思うかもしれませんが、あまりにも想像力が足りなすぎると言えるでしょう。
家族が「目醒め」を選択しているか気になるときは
2021年の冬至で目醒めのゲートは完全に閉じられたわけですが、家族や友人など、自分が大事に思っている人達が「目醒め」を選択したのかどうかを気にしている人もいるでしょう。
目を醒ますか否かは、本人が決めることなので、あなたはどうすることも出来ません。誰もが、自ら選んで、貴重な人生体験をしているのです。だからこそ、目醒めるのがよくて、眠り続けるが悪いのではないのです。必要なプロセスを経て、いずれも誰もが目を醒ましていくのですから。
本人が、「自分自身を生きる」「本当に好きなことをしよう」と動き始めているなら、魂は「目醒め」を選択していて、その人らしく輝いていくことになるでしょう。
参考文献:並木良和著『新しい地球の歩き方 自分史上、最高の自分に出会う旅』(発売日:2022年12月29日)
Amazon
にほんブログ村
投資信託ランキング