Pick up News
ロシアから欧州に天然ガスを送る海底パイプライン「ノルドストリーム1」と「ノルドストリーム2」で発見されたガス漏れについて、ドイツ、デンマーク、スウェーデンは27日、破壊された可能性に言及した。ただ、不明な点が多く、欧州は原因究明を急いでいる。
ノルドストリームガス漏れ、破壊工作か 欧州が原因究明急ぐ
数日前に起きた、ロシアとドイツを結ぶ「ノルドストリーム」からのガス漏れは、偶発的に起きた事故の可能性もありますが、世界のメディアでは、これはおそらく「サボタージュ(Sabotage)」だろうと言われています。
サボタージュとは、意図的な破壊工作を言います。もし「ノルドストリーム」が爆破されたのだとしたら、これは民間のインフラに対するテロ行為になります。ロシアの国益を著しく損なう戦争行為と解釈され、世界が危険な状況に陥ることにもなりかねません。
事件が起きた当時、「ノルドストリーム1」と「ノルドストリーム2」は、稼働が停止された状態でした。「ノルドストリーム1」は保守点検を理由に8月31日から稼働が停止され、「ノルドストリーム2」は、2021年9月に完成していたものの、一度も使用されていない状況でした。
このような状況の中、なぜ「今」事件が起きたのでしょうか。
この「稼働が停止されている問題」を解決するために、ロシアとドイツでは秘密裡で会談が行われていたようです。ロシアとドイツの関係を、なんとしても阻止したいと考えている国があります。
それが、米国です。(参考:ノルドストリーム損傷、背後に「国家テロ」=ロシア大統領報道官 | ロイター (reuters.com)))
また、こちらの動画が拡散されています。
バイデン大統領:
「もし、ロシア侵攻したら、つまり戦車が兵士が再びウクライナの国境を越えたら、ノルドストリーム2はもはや存在しなくなる。我々は計画に終止符を打つ。」
女性:
「(ノルドストリーム2)プロジェクトはドイツの管理下にあるのに、具体的にどのようにするのですか?」
バイデン大統領:
「(存在しないように)出来ると約束する」
これは、実際にロシアがウクライナ侵攻をする前である2022年2月7日、ドイツのショルツ首相とバイデン大統領がアメリカのホワイトハウスで首脳会談を行った後、共同記者会見での発言です。
そしてこの発言が、今回の事件、「ノルドストリーム」を破壊することの予告だったのではないかと捉えられています。
当然ながら、これに対してホワイトハウスは弁明しています。
しかし、米国による国家テロなのではないかとの疑惑を抱くような証拠が、他にも様々あがっています。(参考:ポーランドの前外務省長官であるラドスワフ・シコルスキー氏のTwitter「ありがとう、USA」ポーランドのシコルスキのツイートは削除と、その経緯。 – locom2 diary (hateblo.jp))
アメリカの本音は、「欧州にガスを売りたい」ということです。
安価なロシアのガスではなく、アメリカのコスト高のガスを買わせたいと思っています。そのため、ノルドストリームプロジェクトがロシアとドイツの間で始まって以来、アメリカの政権は、民主党も共和党も断固阻止することに執着してきました。
もし、アメリカがノルドストリームを破壊したのだとしたら、国家テロであることが明らかになったら、、、それは、超えてはならない一線を越えたということです。
本日のオマケ
私の本日の取引
1.日本株式インデックスファンド 10,000円(自動買付) (ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド) 2.世界株式インデックスファンド 10,000円(自動買付) (SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド)
3.ETF・225 (1320) 1,195,050円(買付)
私の投資方針
1.投資対象は、株式インデックスファンド、又は個別株式のみ 2.世界株式インデックスファンドは、老後まで基本的に売却しない 3.レバレッジ、信用取引等はしない 4.財政状態、経営成績が良く、PER及びPBRが低めの割安株式を買う 5.平時は、預貯金の残高が減らないペースで積み立てる 6.暴落等により含み損が発生した場合、含み損状態を脱するまで、平時より積立額を増額する
投資方針の根拠
1.ジェレミー・シーゲル著『株式投資 第4版』 ・長期の実質トータルリターンは、他の資産に比べ株式が圧勝する 2.山崎元、水瀬ケンイチ著『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術』 ・世界株式インデックスファンド、特に(eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)がお勧め 3.厚切りジェイソン著『ジェイソン流お金の増やし方』 ・基本的に売らない 4.ジョン・C・ボーグル著『インデックス投資は勝者のゲーム』 ・インデックスファンドは98%の確率で、アクティブファンドに勝てる 5.チャーリー・マンガー著『マンガーの投資術』 ・素晴らしい会社を適正な価格で買う