Skip to content

Money Literacy

自分のお金のことを自分で判断する

Menu
  • Home
  • Data
  • Column
  • Knowledge
  • Books
  • Pick up News
Menu
city skyline during night time

人脈は、お金を奪っていく「負債」となる。『お金の真理』

与沢翼さんと言えば、ネットショップ事業の失敗をきっかけに、 アフィリエイト事業、Webサービス事業で成功し、一時期「秒速で1億を稼ぐ男」や、「ネオヒルズ族」として一世を風靡した方でした。遊びすぎた結果、2014年に破産したものの、その後株式及び不動産投資で70億円以上の総資産を築いた方です。

日本版ドナルド・トランプ氏のような方ですね。お金で大きく成功し、失敗した彼の言葉を、『お金の真理』から、次の5つのポイントでご紹介します。

目次

  • 1 人間の欲望には終わりがないと知る
  • 2 行きすぎた節約は逆効果
  • 3 人脈はお金を奪っていく「負債」となる
  • 4 過去を検証しない人は、進歩のない同じ人生を歩む
  • 5 何事に対しても期待値の高すぎる人はすぐに破綻する
    • 5.1 関連

人間の欲望には終わりがないと知る

今あるものに感謝して満足することが大切です。どんな人も欲望に取りつかれてしまうことがあります。例えば、タワマンに住みたいとか、高級車を乗り回してちやほやされたいとか、モデルのような美女と付き合いたいとか。ただ、こう言う考えを持っていれば持っているほど、お金を失いやすい。なぜなら、その欲望には際限はないからです。

100万円の腕時計を手に入れたのに、次の瞬間もう別の200万円する腕時計が欲しくなるというように。時計も車も女も、欲を言えばきりがありません。そんな欲を追い続けていれば、いつかお金が底をついてしまいます。

著者の与沢さんも、欲望に身を任せてキャバクラやラウンジで夜遊びをして一晩に1,000万円規模のお金を散財したりして破産するという経験をしています。永遠に満たされることのない欲望は、そもそも最初からかなえる必要はないと考えるのです。

行きすぎた節約は逆効果

例えば、仕事のパフォーマンスに大きく影響する住居や食事、遊びに行くのをやめるというようないきすぎた節約をすると、逆効果になります。心を癒すための最低限度の支出まで節約すると、生きる活力まで失ってしまいます。その他、知恵を手に入れるための本も削るべきではありません。

与沢さんは自己破産した時でも、書籍への投資はやめなかったそうです。支出を減らすことには限界があるので、収支を大きく改善するためには、収入を増やすこと、つまり稼ぐことに注力することです。節約でお金持ちになろうとせず、節約して貯めておいたお金を、チャンスが来たらドカンと投資してください。その投資対象は、株であったり、不動産であったり、ビジネスに必要なものであったりします。貯金したお金は、投資して増やさなければ一生お金持ちにはなれません。

city sky sunset lights
Photo by Aleksandar Pasaric on Pexels.com

人脈はお金を奪っていく「負債」となる

人脈こそが成功の秘訣だという人もいると思いますが、人脈は負債です。本当に好きな人とだけ付き合い、それ以外の人間関係は捨てるべきです。なぜなら、あなたを儲けさせるために近づいてきてくれる人などこの世に一人もいないからです。

それに、お金持ちになるには多くの人脈が必要だという人は、結局のところ、他人を金儲けの道具としてしか見ていないことが多いのです。この人と知り合えば自分が儲かる、得が出来る、大きく見せることが出来るという下心があるから近寄ってきます。

多くの人とつながれば、それだけ飲み会や冠婚葬祭、イベント等の付き合いが必ず発生します。結婚式には、お付き合いで参列する必要はありません。これからお金を増やしたいと思っているのに、そんなところにお金を使っている場合ではないからです。

だから、自分が本当に好きな少数の人とだけ付き合い、それ以外の人間関係は捨ててしまうことです。そうすれば、心と時間、お金に余裕が出来ます。成功するための拠り所となるのは、結局自分だけです。

過去を検証しない人は、進歩のない同じ人生を歩む

誰だって失敗したことを知られたくはないと思います。例えば、転職に失敗して大幅に年収が下がったとか、起業したのに1年もたたずに倒産したりしたとか。恥ずかしいし、多くの人は、他人からざまぁみろと言われたくないので、失敗を隠します。

しかしそれでは、多くのチャンスを失ってしまいます。人間は、過去を反省することでしか自分を進化させることが出来ないので、勇気をもって最初に失敗を認めて、恥をさらしてしまいましょう。

すると、自分自身がその問題から逃げられなくなり、自然と問題を解決するようになります。また、その潔さが逆に人から応援されることになります。最初にミスを認めて、恥をさらすことで信頼を失わずに応援者が現れたり、そのミスを成長につなげることが出来ます。

恥をかけるということはとても強いことです。嘘はつかない、失敗も隠さないことが大切です。

何事に対しても期待値の高すぎる人はすぐに破綻する

例えば、Youtubeは儲かると期待して参戦した芸能人は、利益が生じない期間が耐えられなくてすぐにやめてしまう人が多いのですが、逆に別にYoutubeで稼がなくてもいいやと期待せずに好きかってやっている芸能人は長続きしやすいし、結果としてお金もついてきやすいという事実があります。つまり、期待しないから長く続けられるのです。

これは全ての物事にもいえます。物事を継続するうえで、高すぎない期待というのが非常に重要な役割を持ちます。結果を期待せずに、でも結果を目指して行動するのです。

期待をなくすためには、ゆとりを持って取り組んでください。例えば仕事であれば、頑張りすぎると必ずうまくいかなくなった時に失望し、行動が止まってしまうので、余裕を持ってやることです。そして粛々淡々と行動し続けることです。

burj al arab dubai
Photo by Ethan Wilkinson on Pexels.com

本書の詳細は 『お金の真理』 をご参照ください。

にほんブログ村


関連

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

最新記事

  • 不平等は私たち世代の闘いである『今すぐ格差を是正せよ!』
  • 中国のおひとりさま経済『家計簿からみる中国 今ほんとうの姿 』
  • 日本の分かれ道。変化の兆しと2つのシナリオ『世界インフレの謎』
  • 統計でみる日本人の平均給与、世帯総所得『どうすれば日本人の賃金は上がるのか』
  • モメる相続とモメない相続の違い『相続格差 「お金」と「思い」のモメない引き継ぎ方』

アーカイブ

  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月

<当ブログについて>

・Money Literacyとは、自分のお金のことを自分で判断できる力をいいます。

・Money Literacyを身に付けるべく、投資にまつわる様々な最新情報、お金に関する本やデータの紹介、会計税金周りの情報、役に立つ知識について、日々更新してまいります。

<当ブログ執筆者のプロフィール>

・日系・外資系、ベンチャー・大手・政府系、監査法人、多種多様な会社での勤務経験があります。現在5社目、5社中3社が金融機関です。

・投資経験15年以上、現在は個別株式及びインデックス投資信託の積立のみ継続中。

・米国公認会計士ライセンスホルダー、税理士2科目合格(簿記、財務諸表)。

  • Contact
  • Privacy policy
© 2023 Money Literacy | Powered by Minimalist Blog WordPress Theme