お金を稼ぐのは難しいのか。『MONEY 30歳で150億稼いだ私の思考法』

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ロブ・ムーア著『MONEY 30歳で150億稼いだ私の思考法』は、「アマゾンUK」で1位独走(国際経済部門)している本です。タイトルがキャッチーですからね。読みたくなります。

著書であるロブ・ムーア氏は、イギリスの起業家、ビジネス・コンサルタントであり作家です。セレブ達も相談するというお金に関するカリスマメンターと言われています。20代のころは借金を抱えて困窮していましたが、その後ビジネスで成功し、30歳でミリオネアの仲間入りをしました。現在、経済的にはセミ・リタイア生活を謳歌しながらも、「お金のエバンジェリスト(伝道者)」としても活躍中です。

この本の中から、以下の3つのポイントでご紹介します。

  • お金を稼ぐのは難しいのか
  • 格差は拡大するのか
  • お金持ちのお金の稼ぎ方

お金を稼ぐのは難しいのか

本書でまず投げかけられている疑問が、「お金を稼ぐのは難しいのか?」ということです。

お金を稼ぐのは大変だと、日々実感している人は多くいらっしゃると思います。ですが、この思考に凝り固まってしまうと、これがリミッターになってしまうと著者は言います。

現代ほど何でもできる時代は、過去にはありません。

どこにいてもwifiはつながり、クラウドファンディングサービスを使えば、株主資本も、オフィスも従業員も必要なく、本当に「思い」さえあれば、いつでも起業できるような環境が整っています。何か商品やサービスをつくれば、YouTube、インスタグラム、Facebook、Twitter等を作うことで、一瞬で多くの人につながって情報を流すことが出来ます。今ほど、手軽にお金をつくれる時代はありません。

これだけのものが揃っていて、自分自身がこれで十分だと思えるお金が作れていないということは、多くの人はまだお金の作り方を知らないからだと著者は言います。行動するのは簡単、行動しないのも簡単です。でも、行動しないとお金は作れません。

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Photo by Armando Are on Pexels.com

格差は拡大するのか

しかしそうはいっても、金持ちがどんどん金持ちになり、貧乏人はどんどん貧乏になる一方なのではないか、と言う方もいらっしゃると思います。

確かに例えば『21世紀の資本』では、金持ちがどんどん金持ちになること、格差が拡大することが証明されています。ただ、これは半分正しくて半分間違っているのだと著者は言います。

半分間違っている理由:億万長者の多数はもともとお金持ちだったわけではないから

全ビリオネアの内、62%はセルフメイドです。セルフメイドとは、莫大な遺産や贈与なしで、自分の力で一代で財を築いているということです。

また、億万長者を研究したトマス・J・スタンリー氏は、どの調査でも一貫して、80%から89%は自力でお金持ちになっている、これはデカ・ミリオネア(約10億円)以上の資産家にも同様に当てはまる、と言っています。

つまり、お金持ちはもともとお金持ちだったわけではなく、自分自身の力でお金持ちになったということです。

半分正解の理由:お金は、お金を理解し大切にする者に集まるから

世の中には、お金持ちにより高率の税負担を求める累進課税や、経済的弱者に対する補助金の支給などで富の再分配をする仕組みがあります。

その仕組によって、例えば浪費癖のある人に10万円渡ったとします。しかしそういう人は、いつもより10万円多く使うんですね。それで例えば10万円の鞄を買ったとします。その場合、その鞄を売っている側の人、元々お金持ちであるビジネスオーナーの元に、そのお金は入っていくことになります。

つまり、いくら富を再分配する仕組みがあったとしても、お金を理解し大切にする者のところに結局お金は戻っていくので、格差は埋まらないということです。

貧富の格差拡大を是正するために本当にするべきことは、お金の使い方を、学校や社会で教えることです。富の再配分や補助金・寄付等による施しをしても、それは根本的な解決にはなりません。

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Photo by Lisa on Pexels.com

お金持ちのお金の稼ぎ方

1.富豪の人で、従業員はいない

多くの人は、「時間・仕事・お金」は比例すると信じています。つまり、今月たくさん働いたから、これだけ収入が増えると考えるということです。しかし、億万長者はそうではありません。労働時間、仕事量等の引き換えとしてお金をもらっているのではなく、価値をお金に交換しています。

イギリスの大富豪トップ25人中のうち、従業員は一人もいません。全員が、ビジネスを創業するか、継承しています。全員が、ビジネスオーナー、雇用者、投資家です。

2.収入源が、最低でも3つ以上ある

ミリオネアの65%は、初めて所得が1億円に達する前に、収入源が少なくとも3つありました。

最近では副業の大切さが世の中に浸透してきましたが、それでも副業をするのは、最初はなかなか大変ですよね。収入源を増やすために提案されている方法が、70-20-10の法則で収入を作るという方法です。

この方法はまず、70にあたるメインの収入に対して、70%の時間と資源(人的資源、お金等)を投入し、20にあたる2次的な収入に対して、20%の時間と資源を投入し、10にあたる未来の収入に対して、10%の時間と資源を投入します。(下図の段階1)

そして次の段階で、メインの収入への時間や資源の投入を0(あるいは限りなく0)にできるように、システム整備したり管理を人に任せられるようにします。そして自分の時間や資源は、2次的収入に対し70%投入し、未来の収入に20%投入し、更なる未来の収入に10%投入します。(下図の段階2)

そしてそれと同じことを繰り返して段階3に進む・・・このように、収入源を増やしていきます。

3.成功の芽をつかむ

マズローの5段階欲求を満たすビジネスをすることが、成功の芽をつかむ秘訣です。

①生理的欲求を満たすビジネス

食料品、水、快適等の本能的な欲求を満たすビジネスです。スーパー、飲食店等が、これに該当します。このレベルの欲求を満たすビジネスは、成長や維持は見込めますが、市場が成熟しており参入しづらいという特徴があります。

②安全欲求を満たすビジネス

セキュリティ、安全等の生存的な欲求を満たすビジネスです。公的機関や保険業界等が、これに該当します。

③所属と愛の欲求を満たすビジネス

親密な人間関係等の社会的な欲求を満たすビジネスです。マッチングアプリ、SNS、ウェディング関係等のサービスがこれに該当します。この段階の欲求を満たすサービスは、拡大スピードが速いという特徴があります。

④承認欲求を満たすビジネス

人からの尊敬を得たい、達成を味わいたい等の自尊心の欲求を満たすビジネスです。高級バッグ、時計、車、不動産、装飾品、美容整形、ファーストクラス等のビジネスがこれに該当します。

⑤自己実現欲求を満たすビジネス

自身のもつ才能や技能を最大限に発揮し、それを具現化したいという欲求を満たすビジネスです。資格のスクール、セミナー等がこれに該当します。

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不況を活かせるビジネスも存在します。

多くの人が節約したい、キャッシュを作りたいと考えるので、貴金属の買取、ディスカウントストア、ファストフード等が活況になります。

不況時は心が荒むからか、タバコ、アルコール、ギャンブル、お菓子、ペットサロン、ヘルスケア、オンラインセキュリティ、マッチングアプリ等の需要が増えます。不況時は時間も出来るからか、修理、教育関連も不況時に強いといわれています。

これらをヒントとして、自分自身の情熱を仕事にしてください。

4.収益のモデル

自分の得意なことを、以下のモデルに落とし込んで収益を増やしていきましょう。

  • 不動産投資
  • 知的財産(特許、使用権、情報等)の活用
  • 金融投資(株、投資信託等)
  • 現物投資(貴金属、美術品等)
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Photo by RODNAE Productions on Pexels.com

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サラリーマン(従業員)の立場で給与所得を増やすのには限界があり、難易度も高いです。

その上それなりの高給を稼げたとしても、ストレスも責任も増えるのに給与はそれほど大きくは増えず、手取はもっと増えず、各種手当も恩恵も受けられず…高年収サラリーマンも、結構つらいと思います。

今の時代は、不確実性が高いという負の側面もありますが、これほどのチャンスに恵まれた時代はなかったという正の側面もあります。複数の収入源を確保するべく挑戦しましょう。

結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』ようです。しつこい人が、最後に笑います。

本書に興味を持っていただいた方、詳細は 『 MONEY 30歳で150億稼いだ私の思考法 』 をご参照ください。

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