『193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実』

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MIND OVER MONEY―――193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実』には、193の心理学研究をもとにした「お金」にまつわる心の不思議が紹介されています。

行動心理を理解することで、お金を使いたくなった時に自制心を強く保てるようになります。それによりまとまった資金を準備し、結果的に人生の選択肢を増やすことが出来るようになります。

心とお金の関係を理解して、お金に支配されない人生を歩みましょう!

本書を、次の6つのポイントでご紹介します。

  • お金の事ばかり考えると不幸になる
  • 相対思考で商品価値を評価するな
  • 心の会計と注意点
  • 損をしたくないから正しく見積もれない
  • 感謝の気持ちはお金で表現するな
  • 物よりも経験にお金を使う

お金の事ばかり考えると不幸になる

今より給料を上げたいとか、お金持ちになりたいと考えることは、貴方にもあるのではないでしょうか。

しかし実は、お金の事ばかりを考えていると、幸福度は下がってしまいます。

その理由は次の2つです。

  1. もっと贅沢な経験を想像してしまうから:例えば、チョコレートを食べるという今この瞬間の小さな楽しみを、感じる力が下がることが分かっています。
  2. お金を稼ぐ機会を逃したと考えてしまうから:お金を生まない時間、例えば音楽を聞く時間を、時給換算してしまうことにより、音楽が楽しめなくなるということが分かっています。

このように、お金の事ばかり考えると十分に娯楽を楽しむことが出来なくなってしまうため、幸福度が下がるのです。

person putting coin in a piggy bank
Photo by cottonbro on Pexels.com

相対思考で商品価値を評価するな

相対思考とは、どのくらい「お買い得」なのかを、差額ではなく%(割合)で考えることです。

例えば、ホテルに宿泊する時に、オプションでシャンパンがつけられるとします。

一泊5,000円のホテルで3,000円のシャンパンをオプションで付ける場合、このシャンパン代はホテル代の60%にあたるので、オプションをつけるのをためらいますよね。

一方、一泊50,000円の高級ホテルで3,000円のシャンパンをオプションで付ける場合はいかがでしょうか。このシャンパン代はホテル代の6%に過ぎないので、安いと感じて、宿泊記念として等の名目で、オプションをつけてしまうのではないでしょうか。

つまり、買い物の金額が大きくなると、それに付随するコストに無頓着になります。

大きな金額の買い物をする時には、%(割合)ではなく、金額そのもので考えるようにしましょう。相対思考の罠によって損しないようにしましょう。

心の会計と注意点

心の会計とは、心の中にある、目的別・性格別の財布に配分されたお金をそれぞれ独立に使い、会計することです。

具体的には、私たちの心の中には「日常必需品」、「お出かけ」、「文化・教育費」、「小さな贅沢」等という財布があります。

その買おうとしているものが高いか安いかを判断する時、全ての商品と比較するのではなく、同じ財布の中の商品と比較します。

例えば、家でお酒を飲むときに、300円のビールを高いと感じ、200円の発泡酒を選択する一方で、居酒屋でお酒を飲むときには、500円の生ビールをためらいもなく注文したりします。

これは、家でお酒を飲むときは「日常必需品」というお財布から、居酒屋でお酒を飲むときは「小さな贅沢」というお財布から、それぞれ支出するためこのような違いが出ます。

同様に、お祭りなどで買うたこ焼き、旅行先で買うお土産等、普段なら割高で買わないものでも買ってしまうのは、 「日常必需品」 と 「お出かけ」 というお財布は別物だからです。

「お出かけ」や「小さな贅沢」といった財布は、口が緩いので要注意です。

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Photo by Kaboompics .com on Pexels.com

損をしたくないから正しく見積もれない

損をしたくない心理とは、少しでも損をすると思うと、もっと得する可能性があったとしても、その損を避けるために得を後回しにする心理です。

人間は誰でも得したいと思っていますが、それ以上に損をしないことに一生懸命になります。損をしたくないという思いは、得をしたいという思いの何倍も強いのです。

例えば、「宝くじは買わないとあたらない」という考えを持っている人は、「買い続けないと、将来高額当選する可能性が失われる」と考えている人ということなので、「将来高額当選しない」という損失を避けるために、一生宝くじを買い続けなければならなくなります。

ギャンブルの還元率は、パチンコ80%、競馬・競輪・競艇75%、宝くじ46%と言われています。つまり宝くじの場合、100万円購入しても46万円しか返ってきません。

ですので、100万円分宝くじを買うと、54万円損するんだと考える方が健全ですね。

感謝の気持ちはお金で表現するな

友人の行為に、お金で感謝してはいけません。友人間の好意と感謝のやり取りが金銭取引になり、友人を助けたという満足感が失われてしまうからです。

例えば、貴方の引っ越しを友人が手伝ってくれたとしましょう。貴方はその感謝のしるしとしてわずかなお金を手渡しするかもしれません。

それを手にした友人は、引っ越し業者だったらいくらもらえたのか等、時給換算してしまうかもしれません。そうすると、その友人は、貴方を助けたという満足感が消え、逆に損をした気分になってしまいます。

そうならないためにも、お金は渡さず、「手伝ってくれてありがとう」と感謝の言葉をしっかり伝えることです。

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Photo by Marcus Wöckel on Pexels.com

物よりも経験にお金を使う

幸福度を上げるためには、物よりも経験を買う方がいいです。

こう聞くと、経験はすぐに終わってしまうが、物は長持ちすると考える方もいるかもしれません。

しかし、物を買って得られる幸福度は急速にしぼんでいくことが分かっています。逆に経験は記憶として残り、思い出として楽しむことが出来ます。

また、経験がもたらす喜びは、それが起こるずっと前から始まるという研究もあります。

例えば旅行に行く予定がある場合、計画する時間もワクワクして楽しいですよね。

さらに、経験はビジネスになる可能性もあります。例えば “note” というプラットフォームでは、自分の経験を売ることも出来ます。

物を所有してもお金が出ていくばかりで自分の気持ちが満たされるのは一瞬です。貴方がやてみたいこと、貴方が興味のあることにお金を使ってみてはいかがでしょうか。

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Photo by Gabriela Palai on Pexels.com

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本書に興味を持っていただいた方、詳細は 『MIND OVER MONEY―――193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実』 をご参照ください。

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