過去実績は妄信しない方が無難。長期投資しても「元本割れしない」とは言えない。 様々な投資のガイドブックに「長期投資はリスクを減らす」という主張があります。「単年度ではいい時も悪い時もあるが、長期的には打ち消し合って、中庸のところに落ち着く」ということです。これは、サイコロを何回もふっていれば、偶数… Read more Categories: Books
米国の著名投資家、ウォーレン・バフェット氏の戦い方 2022年は投資家にとってはアゲンストの年でした。プロの運用がいかに厳しかったかは下図に示す通りで、ここのところ投資家に人気があったために新規設定が相次いでいた外国株投資信託177本の平均リターンも、△13.81%と、低… Read more Categories: Books
今日のインフレは不可避であった③ ~リーマン・ショック以降、総括~ Column 前々回記事及び前回記事で、1970年代以降同時多発テロの発生まで、3回のマネーの大量バラマキがあったという話を取り上げました。 1回目は、オイル・ショックというエネルギー価格急騰に対処するためのもの。2回目… Read more Categories: Column
今日のインフレは不可避であった② ~2000年コンピューター誤作動問題以降~ Column 前回記事で、1970年代に始まったオイル・ショックというエネルギー価格急騰から、世界の過剰流動性が始まったという話を取り上げました。 つまり、世界の大半を占める石油消費国(非産油国)の富が、産油国へ一方的に… Read more Categories: Column
今日のインフレは不可避であった① ~ニクソン・ショックから続いたインフレの種~ Column 「金融緩和をし、資金を大量に供給すれば経済は成長する」と言われてきましたが、先進国はどこもそれほど経済成長していません。 ただ大量にマネーを供給してきた分だけ、経済規模は拡大してきました。マネーを大量に供給… Read more Categories: Column
暗号資産暴落とステーブルコインの危うさ。暗号資産の存在意義を考える。 Column 流動性危機に陥った暗号資産取引所の米FTXトレーディングの問題に伴い、ここ数日、暗号資産(仮想通貨)が軒並み暴落しています。(参考:暗号資産下げ止まらず、業界への懸念続く | ロイター (reuters.c… Read more Categories: Column
これまで「貯蓄から投資へ」が進んでこなかった理由と、変化の兆し。 Column 「貯蓄から投資へ」というスローガンが掲げられたのが2001年。それから早20年が経ちましたが、個人金融資産のシフトはなかなか進んでいません。 2022年5月5日、岸田首相は英国ロンドンで投資家を前に基調講演… Read more Categories: Column
2023年、消去法的に日本の株式が選別される可能性がある Column 2023年、日本の株式相場は、円安が追い風となり、好調な海外の消費意欲を支えに外需で稼ぐ製造業の業績が底堅く推移する結果、堅調な展開になりそうです。非製造業は長く厳しい時期が続きましたが、日本でもウィズコロ… Read more Categories: Column
長引くインフレ退治と世界経済見通し(IMF、2022年10月) Data 今の空気は1979年当時と似ている 1979年は、第二次石油ショック、イランの米大使館人質事件、ソ連のアフガニスタン侵攻等の危機が押し寄せ、エネルギー事情の悪化が景気後退とインフレの共存現象であるスタグフレーシ… Read more Categories: Data
景気は中国、日本、米国の順に動く。良くなる時も悪くなる時も、米国が最後。 Column 米国経済は現在、景気先行指数、一致指数ともに上向き、雇用統計(米労働省が本日11月4日に発表した10月の雇用統計によると、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数は前月比26万1000人増であり、市場予測2… Read more Categories: Column